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彼のこと (文春文庫 と 11-11)

彼のこと (文春文庫 と 11-11)

彼のこと (文春文庫 と 11-11)

作家
藤堂志津子
出版社
文藝春秋
発売日
2003-05-09
ISBN
9784167544126
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彼のこと (文春文庫 と 11-11) / 感想・レビュー

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さおり

再読。「ニシノユキヒコの恋と冒険」みたいで、「私が語りはじめた彼は」みたいで、「白ゆき姫殺人事件」みたいでもあるお話。藤堂さんは昔気に入ってだーっと読みましたが、読メの感想の投稿数からすると、あまり読まれてないのかなぁ。読みやすくて、悪くないですよ。さて、再読キャンペーンは一旦終了します。今日買ってきた本、読まなくちゃ。

2014/09/28

coco夏ko10角

色んな女性が語る行方不明になった相原信広について。話が進んでいくと自分の中に「相原信広」の像ができてきて、最後にわかる真相はつながるものがある。現実だときっとそれも難しい。

2016/08/16

まこみん

頭が良くイケメンで誰ともそつなくコミュニケーション出来る、一見非の打ち所の無い「彼」。関わりのあった12人の女性の語りで様々な面が顕になっていく。女性の感情の裏を暴く湊かなえさんの、これは男性版みたいな感じ。全て計算づくして思うがままの人生…のはずが。彼には同情の余地は無いけど、こんな人ってきっといるんだろうな。気力を失った姿は自業自得だけど哀れ。

2015/10/02

ゆい

ストーリー構成は好きだったけど、怖かった。一つの経験がこんなに人を変えてしまうものなのか、そしてそんなに人ってねじ曲がっちゃうものなのか でもあり得そうでというか、普通の人の情動にも見えて恐ろしい。藤堂さんの作品は少し相性が悪いのか、今まで良い読後感だったことがない(´_`)

2015/01/10

chinayo

初めての作家さん。主人公(彼)のいろんな仮面が、彼と関わった女性を通し、語られる。実写にしたら、誰がいいだろう⁉️

2015/07/20

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