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あの日、あなたは (文春文庫)

あの日、あなたは (文春文庫)

あの日、あなたは (文春文庫)

作家
藤堂志津子
出版社
文藝春秋
発売日
2004-04-07
ISBN
9784167544140
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あの日、あなたは (文春文庫) / 感想・レビュー

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S.Mori

一人の男性を一途に10年間思い続ける女性郁子が主人公の物語です。こう書くと純愛物語のように思えますが、そうではありません。郁子は勇介を思うあまり他の男性とは刹那的な関係しか持つことができず、すさんだ生活を送っています。そんな彼女にジゴロと称する青年圭哉が現れて、郁子の気持ちは彼の方へ一気に傾斜します。第一作目でこれほど完成度の高い作品を書きあげた作者は、恋愛小説の名手と言われるだけのことはあります。読んでいて切なく胸が痛くなるような場面ばかりでした。愛と性の相剋について考えさせます。

2019/11/23

チェス

分かるような、、分からないような、、、 図書館本。

2019/03/25

かおり

10年も想っていたのに、変わるんだぁ····、と少し驚き。何で自分から10年も何も言わずにいられるのか、と驚き。全てはタイミング?協子にはものすごく共感!!

2018/09/01

そのぼん

恋愛ものてした。…が、主人公にイマイチ共感出来なかったせいか、作品の世界に入り込めないまま読み終わりました。残念。

2012/03/14

久美子

藤堂志津子さんが好きだから手にした1冊。予想以上に面白く、強く共感した。性と愛はかならずしもイコールでつながらず、愛のない関係は隙間をうめるようでいてより荒んだ気持ちにさせたりもする。そして、何年も想い続けようとも想いも人も時として変化しているもので。切なくありながら一つ前に進めたことに嬉しく思った。。

2014/07/06

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