パーフェクト・リタイヤ (文春文庫 と 11-19)
パーフェクト・リタイヤ (文春文庫 と 11-19) / 感想・レビュー
風花
オーバー40女性達の様々な5つの物語。世代的に興味深く読むことが出来、自分のリタイア後を思わず想像させられるような読後感であった。でも、どの物語にも決して深く共感できたわけではなかった。ただ、ラストの表題作が、リタイア後に全く新しい人生を歩むために周到な準備していく定年前の女性の物語で、「こういうのもありか!」と思わずうなりそうになった。じゃあ私は、定年後に本当は何をしたいのだろう?どう生きたいのだろう?そう遠くない将来なので、まだまだ現実的ではなくとも小説を書くように想像してみたくなった。【★7】
2016/04/29
choco
中年層の女性への応援メッセージなのだろうか。5編からなる40.50代の女性の物語。私はどのパターンにも当てはまらなかったけど、人生まだまだこれから…ということなのか。しかし、女性特有の嫉妬、妬み、嫌味。ウンザリだな。
2015/02/17
coco夏ko10角
40代50代の女性たち、5つのお話収録の短編集。不倫が多かったような…。内容はあまりぴんとこず、同年代になってまた読むと感じるものが違うかも。
2018/01/02
カタコッタ
主人公はもう若くは無い女性たち。それだけで面白かった。普通の女を描くって結構難しいのでは無いのだろうか。表題作『パーフェクト・リタイア』は意表をつく結末でありながら、これも有りうると妙に納得した。男性よりも大胆な事ができるのものです。藤堂志津子先生、久しぶりに読みましたがとても読みやすいですね。
2024/11/21
Book・CaFe
藤堂志津子さんの作品は初めて。一番印象に残った作品は「パーフェクト・リタイア」。独身で定年を迎えた布沙子、定年後の野望に向かってコツコツと突き進む姿、カッコイイなぁと思った。
2012/05/31
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