隣室のモーツアルト (文春文庫 と 11-20)
隣室のモーツアルト (文春文庫 と 11-20) / 感想・レビュー
チョコ
独身四十、五十代の女性の短編。悩みは色々。でも、考え過ぎると良くないな、っというのが全てを通しての感想。それより、あとがきの藤堂志津子さんについてのお話の方が面白かった!!事実は小説より奇なり!
2022/01/10
優希
40代、50代の女性を主人公にした短編集です。1つ1つの物語に重さがあるように感じました。それぞれの物語の女性が独身なので、同じく独身として共感できます。
2021/01/23
みっちゃんondrums
20代後半から30ぐらいまでずっと好きだった藤堂志津子。久しぶりに読んでみたら、主人公たちも年を取っていた。40~50代独身女性が主人公の短編集。自分が独り身だったら、こうなっているかもしれないというお話。作家自身が投影されているせいか、主人公はたぶん自分をわきまえた大人のいい女が多い。そこが少し鼻持ちならないと感じてしまう。母親の介護、親への愛憎、結婚話、絡み合った恋愛、昔の恋、ペット愛など様々な要素が含まれるが、ドロドロに感じさせないのがこの作家らしさなのかな。
2016/04/08
空飛び猫
恋のかたち。 人生のかたち。 振り返ればそこに残るもの。
2014/02/16
かぐや.
短編5作。人生後半に差し掛かった自立した女性達の物語。生きていく上での寂しさや辛さに共感できる。女性の強かさ、男性の情けなさが好対照。
2022/05/25
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