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チチンプイプイ (文春文庫 み 17-5)

チチンプイプイ (文春文庫 み 17-5)

チチンプイプイ (文春文庫 み 17-5)

作家
宮部みゆき
室井滋
出版社
文藝春秋
発売日
2002-12-06
ISBN
9784167549053
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チチンプイプイ (文春文庫 み 17-5) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

対談集。室井滋の短編を所蔵。おばちゃん談義のようであるが、興味深い内容が多い。舞台、小説、二人の生活の裏側を覗き見る。室井滋が随筆と小説の違いについて聞いているところが参考になる。対談はオール読み物、CREA,週刊文春に掲載のもの。二人の性格に一貫性があるため全体的なまとまりがある。

2013/06/17

おか

宮部みゆきさん と 室井滋さんの対談集。最初 ちょっと緊張気味の二人が 回を重ねる内に まるで親戚の様なノリになる。宮部さんの作品の書き方も 大盤振る舞いしているし 室井さんもホラー含みの短編を二つも書き上げている。とにかく二人のお喋りは とどまることを知らずに ドンドン広がっていく。良いなぁ こんな二人*\(^o^)/*

2018/07/04

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

雑誌に掲載された宮部みゆきさんと室井滋さんの対談集。生まれも育ちも東京は下町のお家大好きな作家と、富山県出身の旅好き女優兼エッセイストという違いはあるけれど、お互い人が好きで根っこのところが共通するものがあるのか、2人の息がぴったりで読んでいてとても楽しかった。宮部さんはエッセイなどあまり書かれていなくて私生活が謎だったので新鮮でした。室井さんの書いた短編小説を宮部さんが作家としてアドバイスをしたりしているのも、思いがけないオマケをもらったみたいでうれしい。

2015/09/30

佐島楓

宮部さんと室井さんの対談集。初対面からだんだんと打ち解け、今でいう女子会めいた感じになっていくのがとても楽しかったです。こんなに意気投合できたのは、表現者として相通じるものがあったからなのかな。室井さんが挑戦なさった短編ミステリにコメントする宮部さん、少し創作の秘密が垣間見られました。

2012/08/31

烟々羅

先週末から読み始めて何度か呟いた本を、さいごの「故郷グルメ対決」と「あとがきに代えて」で読了。一貫して宮部さんの名ホステスぶりが際立っていた。 「旅、たいへんだったでしょう。体は大丈夫?」「健康そのものなんです。私の体、ちょっと超能力がかってる(笑)。気が高まってるときなんか空港の金属探知機で心臓のところがピーピーって」「へーえ。不思議。全部で何ヵ国行ったんでしたっけ」 この、さらりと不思議を流す、相手への信頼感の与えかた、見事だと思いません?

2012/04/28

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