無茶な人びと (文春文庫 な 27-13)
無茶な人びと (文春文庫 な 27-13) / 感想・レビュー
優希
「事実は小説よりも奇なり」と言いますが、まさにその通りだと思わされました。酒鬼薔薇聖斗、ダイアナ元妃など、様々な事件のあった1997年のクロニクル。最早、記憶の果てにある出来事ばかりですが、改めて思い返すと、怖さと懐かしさが湧いてきます。軽快な語り口調が良かったと思います。
2019/02/03
優希
1997年を中心にしたコラム集です。この年にダイアナ元皇太子妃の事故やら何やらがあったのだと思うと時代が経ったんだなと感じます。小説より奇なる妙な事件も沢山あったんですね。今から17年前の出来事を懐かしく読ませて頂きました。記憶の果てにいったものを呼び起こすのもまた楽しいですね。語り口調が軽快で面白かったです。
2014/08/02
金吾
○こんな事件もあったなあと思い出しながら読みました。怒りのツボがわかりやすく面白いです。また、本や映画の話も興味をひかれてしまう書きっぷりに魅せられました。
2020/12/10
あーさー
中野翠さんの連載コラムをまとめた一冊。今作は、主に97年の出来事について綴っています。なかなかにハードな事件やシビアな話題が登場しておりますが、合間にある、中野さんのイラストコーナー(そこはおそらく書き下ろし)がイイ感じに中和?させてくれています。
2024/01/16
めい子
中野翠さんのエッセイ!?新聞や雑誌などに掲載されたものをまとめた作品。少し古い本なのでその頃の自分を思い出しながら、時には親や親戚に聞いたであろう記憶を元に、楽しく読めました。文章がとても読みやすく、わかりやすい。知らない人たちのことであっても、なんか知っているような気になってしまいました。 前向きで明るく、ちょっとおちゃらけた感じが疲れた心を豊かにしてくれます。 ほかの作品も読んでいこうと思いました。
2022/11/13
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