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イギリスはおいしい (文春文庫 は 14-2)

イギリスはおいしい (文春文庫 は 14-2)

イギリスはおいしい (文春文庫 は 14-2)

作家
林望
出版社
文藝春秋
発売日
1995-09-08
ISBN
9784167570026
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イギリスはおいしい (文春文庫 は 14-2) / 感想・レビュー

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あすなろ

所謂リンボウ先生のベストセラーエッセイ集。当時読み損ねていて、何となく手に取り読了。これが正直、惹き込まれるのである。英国の食事は不味いという偏見が誘うのかなと。結びで、日本ではとうに失われてしまった何か美しい味わいが英国には残っている様であった、と先生は語る。食というのものは本当に面白いものである。フィッシュ&チップス・質素な国民性の話・お菓子類は美味しい等、そして日本人か口の中で感じるテクスチュアにとても煩い論もあり、休日の気の置けない読書として語り口・エピソード・テーマ全てにおいて良かったのである。

2019/09/17

ほりん

登録は文庫本だが、持っているのは30年近く前に買った単行本。国文学者の林望のイギリス愛あふれるエッセイ。まずは、イギリス料理のまずさから始まる。まずい料理法を守り続けるイギリス人に手を焼いている筆者の姿が可笑しい。そして、イギリスならではの美味しい食材や、パブやレストランで出会った人々との思い出など、おおらかで素朴でちょっと頑固で温かいイギリス人気質が語られていく。読み終わるころには、イギリスへのあこがれで一杯になる。

2020/06/24

おいしゃん

リンボウ先生の、エッセイの原点ともいえる作品。最初から最後まで、イギリスの料理がいかにいい加減か、というのが面白おかしく述べられてる。だが、食事にまつわる不思議なマナー、食卓で交わされるイギリス人とのウィットに富んだやりとり、そういったものをひっくるめると、確かに「おいしく」感じられそうだなーと納得。リンボウ初心者の方々にも、海外に全く興味ない方々にも、自信持ってオススメしたい一冊。

2014/04/07

mr.lupin

イギリスの食文化のエッセイ的な読み物だった。もう少し美味しそうな物が出てくるかと期待していたが、今一つイギリス料理と言うものが伝わってこなかったし、やはり美味しそうとも思えなかった。そんな中で強いてイギリス料理として知ってる、"フィッシュ&チップス"は一度食べてみたいかな。食物は国それぞれの食文化があるから、まあこんな国もあって不思議はないかな。⭐⭐★★★

2024/03/31

ごへいもち

少しの例外を除いてやっぱり美味しそうには見えない。スコーンにはクロテッドクリームよりバターが好き

2020/08/10

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