マイ・ラスト・ソング: あなたは最後に何を聴きたいか (文春文庫 く 17-2)
マイ・ラスト・ソング: あなたは最後に何を聴きたいか (文春文庫 く 17-2) / 感想・レビュー
ぶんこ
久世光彦さんが、今わの際に聴きたい曲を特集した本が、全部で5冊出ています。やっと全部読み終えました。この5冊の本には、重複する歌もありましたが、知らなかった歌や、知らなかった歌手など、素敵な発見が沢山ありました。それにしても、インターネットの便利さには、あらためて助けられました。本を読みながら、何度もパソコンを開いては、曲や人名を検索し、 新しい世界が開けたような気分になれました。
さだはる
読書会用。YouTubeのお陰でほとんどの曲を聴きながら、読むことができた。有り難かった。戦前戦中の曲にこころを打たれるものが多かった。「父母の声」など感涙もの。辛い時代だったからこそ、家族を思う気持ちがストレートに伝わって来るような気がした。しつこいようですが、今回はYouTube様々でした。
2018/03/22
アン
昭和の香りがいっぱい。懐かしさと新鮮さが全編にあふれている。 歌謡曲や演歌は苦手だったけど、この時代はこれだったんだと思う。 さて、自分のラスト・マイ・ソングは?
2014/10/22
みつひめ
人生で最後に聴くなら、どんな唄がいいか? そんなテーマで久世光彦さんが書いたエッセイ集。歌は世につれ世は歌につれというけれど、ひとつの歌からこんなに豊かな世界が広がるとは…。わたしなら、なんだろうな?と、ふと考えてみたりしています。
2010/08/11
横丁の隠居
以前読んだのだが、当時音源が手に入らないものが多く、隔靴掻痒の思いをしていた。「あとがき」の日付が1995年3月だから、インターネットはよちよち歩きを始めた頃だ。今となってはこの本に出てくるほとんどの曲をYouTubeで聞くことができる。これもYouTube/JASRACの著作権管理への寛容さのおかげではないだろうか。みんな自分の好きな曲を手間を惜しまずにアップロードしているのだろう。著作権保護も大事だが、その前にとにかく聞いてもらわなければしょうがない、という事情もある。
2017/11/20
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