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おいしい人間 (文春文庫 た 37-9)

おいしい人間 (文春文庫 た 37-9)

おいしい人間 (文春文庫 た 37-9)

作家
高峰秀子
出版社
文藝春秋
発売日
2004-07-09
ISBN
9784167587093
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おいしい人間 (文春文庫 た 37-9) / 感想・レビュー

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らじこ

なんて読みやすくて興味深いエッセイなんだろう。有名な女優で聡明な方。大変苦労された方ということしか知らず、高峰秀子さんを紹介する本の方から興味が湧いて本人の本へと流れてきたのだが、生きた時代が違うためか書いてある内容の時代背景なども面白かった。自身を食いしん坊という通り、食の話になると詳細まで語ってくれ読んでいるこちらのほうがおなかがすいてしまった。さばさばとしていて少し苦味を含んだかっこいい女性だ。今はもう亡くなられてしまったのが悔やまれる。会ってみたいと思わせてくれる厳しい時代を生きた女優さんだった。

2015/07/15

しのぶ

単行本を手に入れたので拝読。高峰秀子さんの本は初読み。特殊な業界で興味深い交友関係のエッセイ。文章も素敵で内容は昭和の歴史を感じられて面白かったです。

2020/12/02

Kouro-hou

昭和の大女優、高峰秀子のエッセイ集。交友録がメインだが、スリランカカレー紀行なんてのもある。幾度となく登場する梅原龍三郎、藤田嗣治、司馬遼太郎、イヴ・モンタンなど大変キラ星なメンツなのですが、著者晩年の作という事もあって死後の回想録的内容が多い。対象の人に対してグイグイいく著者ですが、自分自身に対しては飾らないというよりはぞんざいな扱いで突き放してる感がある。そんな中、内田百閒にファンレターを送って返事を貰う件やお姑さんの話には素直な感情が語られていてあたたかい。

2016/07/09

こばまり

ブログで披露されるタレントさんの交友録には興味ございませんが、昭和を代表するスタァの、しかも名エッセイストとして知られる筆者ですもの。キラ星度がハンパないです。

2014/04/06

ぼんくら

ぱらぱら見てるうちに、結局ぜんぶ読んでしまった。彼女が語るとどの人も愛らしくてその人をもっと知りたくなってしまう。こんなに愛がいっぱいな人なのに、なぜ晩年は人嫌いになってしまったのだろう。他の著作も読んでみよう。

2013/01/29

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