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ソクラテスの口説き方

ソクラテスの口説き方

ソクラテスの口説き方

作家
土屋賢二
出版社
文藝春秋
発売日
2003-11-08
ISBN
9784167588076
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ソクラテスの口説き方 / 感想・レビュー

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優希

悪口に自虐ネタのオンパレードですね。それでも不快にはならず、寧ろ爽快になります。時々クスリと笑わせてくれて、時々ニヤリとさせてくれるんですよね。嫌なことばかり書いていても、親密な人への愛情と皮肉がこもっているように感じます。頭の中をすっと抜けていく快感、頭のいい人が書いているのに崩れた感じがたまりません。気構えすることなくゆるゆる読めるのがいいですね。

2014/10/11

ちさと

週刊文春の連載コラム「棚から哲学」をまとめた、棚にも哲学にも関係ない1冊。へ理屈をこねたような話を愛でるのが心地良い。とは言っても哲学者。「免許書の写真」では個体の識別方法を論じたり、うーん、他には哲学的な言論は見つけられなかったかも。笑 お正月バラエティーを見る感覚で、脳みそへエンターテイメントを供給。

2019/01/03

akira

最近ついつい手に取ってしまう土屋本。 ゆるいながらもどこかしら鋭い思考の片鱗を感じて以来、1年で1冊くらいでいいわと思っていたペースが倍以上になっている。徐々に思考が影響を受けはじめている点もびっくりする。 オヤジとはなにか。オヤジに生きる価値はあるのか。オヤジの生きる意味とは。そう感じずにはいられない実例の数々(嘘かもね)。今こそ、決起の刻! 「家庭と職場における基本的に人権の尊重」

2016/10/25

uD

土山先生の本は2冊目。 前に読んだ本は笑い半分真面目に哲学半分、といった感じでしたが、本書は笑い9割以上の印象です。とにかくめちゃ笑いました。しょうもない言い訳やとんでもない屁理屈が、個人的に好きだからでしょうか?いちいち面白くてなかなか読み進めません。最終章あたりで思い出したかのように、哲学しているのもまたツボでした。 大きな哲学的テーマに対して、笑いを使って斜めから切り込む姿勢がこの著者の良いところだと思います。(しかもちゃんとおもしろい) 月1~2冊ぐらいでペースで他の著書にも触れていきたいです。笑

2019/02/25

おかゆ

この人面白いな!でも読んだ端から忘れてく(笑)こんなエッセイ初めてです。助手とのかけ合いが秀逸。説明に費やすボキャブラリーもすごい。もしも桃太郎だったら/助手から申し上げます/プロ野球には失望した/神の性質/レポートのいろいろ/落選して/妻のために死ねるか/ソクラテスの口説き方…が辛うじて思い出せるエピソードです。もちろん全部面白かったよ!でも忘れてくんだよ…

2013/12/17

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