紅茶を注文する方法 (文春文庫 つ 11-8)
紅茶を注文する方法 (文春文庫 つ 11-8) / 感想・レビュー
ehirano1
なぜかまた土屋さんの本を読んでしまいました・・・。相変わらずのオフザケ全快。否、全壊の方が合っているように思えます(笑)。随所に人間の哲学的考察がなされているのですが、最後に必ず茶化されてしまうのでなんだか損した気分になりがちです。しかし、これも読者があまり凝り固まった考えにならないように、との著者ならではの配慮なのか実はこれ以上深みに入ると出てこれなくなるという警告ではないかと無駄に深読みしています。なんだか感想が著者に似てきた気がしてきました(笑)。
2016/10/02
ネギっ子gen
【ショージ君風にツチヤ本をレビュー】人には誰にでも自分史があるようにツチヤ史があります。自分はこれまでツチヤ本をどのように読んできたか。ぼくの場合のツチヤ本の読み方です。カバーを見ます。いつものように袖の著者紹介を熟読する。カバーの装画者は複数いますが、本書では「いしいひさいち」が描いています。本書の内容は、まえがき、本文が56本、そして解説(本体467円+税)。何からいくか。いきなり本文から順番に読む……なんてことはしません。ぜーっつたいしません。いきなり本文からいくなんて人が世の中にいるのでしょうか。
2024/04/21
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
気がつくと土屋先生の本を手にしている。解説で立川志の輔さんが書かれているようにいつの間にかツチヤ菌に感染してしまったよう。今回で5冊目。本書は、おなじみの助手さんとの掛け合いのネタ、本の売れ行きに関するネタ、奥様ネタ、本棚ネタなど、週刊文春に連載したエッセイをまとめたもの。「奥さんや助手の人はあんなにひどいんですか」と初めて会う人は期待に顔を輝かせてきいてくるらしい。独特の「土屋ワールド」は、文句なしに面白い。くれぐれも紅茶を注文する方法を教えてもらおうとしてこの本は読んではいけない。
2021/03/07
10$の恋
まず、本気で「紅茶の注文方法」を知りたい方にはこの本は適さない(笑)。天衣無縫な持論は、もはや可愛らしささえ醸し出す。また、無駄な抵抗とは言え、奥様に苦言を呈する勇気は男として讃えたい!しかしこれは、ゴジラに卵をぶつけてるようなものだろう。むしろタンパク質効果でゴジラ…いや、奥様のお肌がお美しくなられるかもしれない。かたや猫パンチの如くの早さで繰り出す笑いのジャブは、私の胃袋の下にある笑い袋をジャストミートする。フフッ、瞬時の腹筋!相変わらずこれが心地良い♪「土屋哲学」からこれからも目が離せないね(^^)
2021/02/26
優希
面白いです。何でもないことに悩むけれども、果敢に戦っている姿にニヤリと笑いを浮かべてしまいます。やることなすこと駄目な結果を生み出し、更に悩む様子を訴えているのに笑えてしまいます。皮肉まじりな文章に読みだしたら止まらなくなってしまいますね。何も考えずにサラリと読めるし、癖になる土屋先生のエッセイをもっと読みたくなりました。
2014/09/28
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