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妻と罰 (文春文庫 つ 11-12)

妻と罰 (文春文庫 つ 11-12)

妻と罰 (文春文庫 つ 11-12)

作家
土屋賢二
出版社
文藝春秋
発売日
2010-10-08
ISBN
9784167588120
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妻と罰 (文春文庫 つ 11-12) / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

ツチヤ版「悪妻論」の集大成。哲学の祖・ソクラテスに倣い、稀代の哲人も悪妻を有す。悪妻の恐ろしさは『ヨブ記』で知るべしと。「義人ヨブが試練で神を呪うか」を悪魔と賭けた神が、ヨブを過酷なる苦難に陥れた話。財産・子どもなどヨブはすべて失った上に、自身は重い皮膚病で苦しむ。そのヨブに唯一残されたのが、妻だった。神がヨブを気の毒に思ったからではない。妻はヨブに言い放つ。「こんな酷い目に合うくらいなら、神を呪って死になさい!」と。師も同クラスの試練を――※本書の内容とレビューに不一致があることをご了承ください。てへ。

2024/01/20

pdango

★★★☆☆何も残らないけど、気軽に楽しく笑える。ウケ狙い過剰に感じるところもありつつ。

2018/06/15

優希

恐妻家土屋の顔が見られました。自虐ネタは健在ですし、何を書きたいかは殆ど見られないのにどうしようもなく面白いです。ふざけているような文章から固定観念を拂拭してくれるのもいいですね。肩の力を抜くのに丁度いいです。すっかり味をしめてしまいました。くだらなさにニヤニヤしながら読んでしまいますね。

2014/09/29

まめ@暫くイン率落ちます

面白かった!途中途中で吹き出しそうになってね、家で読んで正解。電車で読んでたら変な人と勘違いされそう。普段笑うという事があまりないからこうして笑わせてくれる本は有難い。また哲学も難しく捉えなければこんなに身近に感じることができるんだなと思った。

2019/04/24

10$の恋

さすが偉大な哲学教授土屋先生。ヘンテコな愚痴と論理の羅列…失礼、素敵なエッセイ。本書も相変わらず話題が豊富(支離滅裂)で指摘が斬新(自己中心)で、大変勉強になった(反面教師として)。物事の捉え方というものは多面的である。その新髄を自分の立場や経験談を犠牲にしてまで明らかにしてくださる土屋先生に思わず涙(笑い泣き)。さて、いつも私のツチヤ本のレビューは漠然としていることにお気づきであろうか?それはほぼ説得力がないからである。だが、飽きずに笑える♪これが土屋賢二氏の真骨頂と醍醐味だ。大好き「ツチヤ哲学」。

2024/09/21

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