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もしもソクラテスに口説かれたら ツチヤ教授の哲学ゼミ (文春文庫 つ 11-15)

もしもソクラテスに口説かれたら ツチヤ教授の哲学ゼミ (文春文庫 つ 11-15)

もしもソクラテスに口説かれたら ツチヤ教授の哲学ゼミ (文春文庫 つ 11-15)

作家
土屋賢二
出版社
文藝春秋
発売日
2011-08-04
ISBN
9784167588151
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もしもソクラテスに口説かれたら ツチヤ教授の哲学ゼミ (文春文庫 つ 11-15) / 感想・レビュー

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ehirano1

「ツチヤ教授の哲学講義」の読後だったので、グダグダ感がきつかったです。まあ、教授vs.まだまだ人生経験も浅いうら若き学生さんなので仕方ないですね。とは言え、学生さんは喰らいついていて結構頑張られていたのではないでしょうか、私はすごいと思いました。学生時代の私なら、”こりゃ屁理屈だ”で終わってますよ・・・。しかし、本書で一番呻ったのはなんと解説の項で、「哲学の問い」「極端」「笑いを誘う」の3点の関係について言及されていたことです(ツチヤ先生、ごめんなさい・・・)。

2016/06/15

うりすけ

本の題名に惹かれて読んでみたけれど哲学は難しいなと思った。大学生の疑問に1つ1つ答える先生はすごいなと思った。わたしはまだ自分を愛して欲しいのか自分の容姿や性格を愛して欲しいのかよく分からない。性格を好きって言ってもらいたいって思ってたけれど性格が変わったら好きじゃないって言われたら悲しいから…だからといって、自分の魂、心が好きだって言われても微妙…

2019/12/10

ichiro-k

「例え話」がまたもナンセンス。解説では「こうした議論がオモシロク感じれば・・・・」としている。だから自身の「哲学好き気取」はもう止めた。誤訳らしいが、もう死語になっている「健全な精神は健全な肉体に宿る」という以前から気に障る格言を改めて持ち出されたような「面倒臭さ」哲学とは無用のもの、と思ってしまうような内容。

2011/09/14

ねこ

哲学を専攻するか決まっておらず予備知識もないお茶大1年生のゼミの最初の2日間の記録だそう。これを面白いと思ったら哲学を専攻するのでしょうか?私はちょっと無理、と思ってしまいました。

2020/12/07

たりらりらん

プラトンの『アルキビアデス』の抜粋をもとにゼミを行い、そのゼミを書籍用にまとめたもの。ソクラテスがアルキビアデスを口説くために用いた論理の筋が通っているかどうかが主題。学生たちの「何か納得がいかない」でも、その原因がなかなか特定できないというもどかしさがこちらにまで伝わってくる。大学1年生を対象にしたゼミということで、考えることの面白さを教えてくれている。ソクラテスの論理のどこが間違えているかということについていくつかの論証がなされるが、ここからがスタートだなと感じさせる一冊になっている。

2012/03/18

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