昭和天皇 第一部 日露戦争と乃木希典の死 (文春文庫 ふ 12-8)
昭和天皇 第一部 日露戦争と乃木希典の死 (文春文庫 ふ 12-8) / 感想・レビュー
じゅむろりん
迪宮裕仁親王から欧州外遊までの評伝。高校の日本史教科書でざっと上っ面だけ学んでいた明治大正が事細かに記録されています。でも2巻以降まだ買ってないんだよね…。
2015/07/22
雨猫
1901年昭和天皇生誕から1921年ヨーロッパ外遊に出発するところまで。最近昭和史に興味があるので昭和史を知るには昭和天皇を知るべし!と読み始めたのだが自分の知識の無さにガックリ来る。明治から大正、昭和天皇を取り巻く人物や歴史的背景。かなりの有名人や大事件は分かるのだがそれ以外は知らないことば かり。福田さんのライフワークで第6部まである。wikiで調べながらじっくり読んでいこう。☆4つ
2015/01/08
Akira Kumoi
昭和天皇の生涯をたどる大巨編の第一部。本筋もとても面白かったのですが、脇道にそれる裏ネタがまた楽しい一冊です。 東宮大夫、東宮御学問所副総裁として当時皇太子であった昭和天皇の教育に携わった濱尾新に関して、濱尾が訥弁のうえに話が長いことを「寒中うっかり濱尾の電話をとったために、肺炎を患って死んだものがいるという伝説を幣原喜重郎が書き残している」というエピソードを使って紹介しているところなど、著者の福田和也さんらしい衒学趣味ぶりを堪能できました。
2017/09/01
ZEPPELIN
昭和末期の生まれなので、やはり気になる昭和天皇。幼少時代の教育係が乃木大将だったとは知らなかった。「坂の上の雲」のせいか、愚将という評価はよく目にするが、たとえ後世の小説家が愚将と評価しようとも、明治天皇は昭和天皇が学ぶべき手本として乃木大将を選んだのである。小説だけのイメージで過去の人間を評価することがいかに馬鹿らしいか。人の上に立つことが生まれた瞬間から決まっていた昭和天皇と、明治天皇に殉死した乃木大将。どちらも孤独だったんだろうなと思うと切なくなる
2015/05/10
あらあらら
他国の世相も比較出来るように書かれていてわかりやすい(その結果7巻にもなっちゃってるが)令和になって昭和世代として最後まで読んでみたい
2020/01/11
感想・レビューをもっと見る