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ハプスブルクの宝剣 上 (文春文庫 ふ 13-1)

ハプスブルクの宝剣 上 (文春文庫 ふ 13-1)

ハプスブルクの宝剣 上 (文春文庫 ふ 13-1)

作家
藤本ひとみ
出版社
文藝春秋
発売日
1998-06-10
ISBN
9784167604011
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ハプスブルクの宝剣 上 (文春文庫 ふ 13-1) / 感想・レビュー

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財布にジャック

18世紀ヨーロッパを舞台にした大河ドラマで、世界史で習ったような沢山の有名な人物が登場しますが、その中にあっても主人公のエドゥアルトは圧倒的な魅力で、その彼の生き様がドラマチックに描かれていました。フランツとの友情、マリア・テレジアとの関係が下巻でどうなってしまうのかが、今からとても楽しみです。教科書では学べない世界史の陰のドラマをこっそり眺めているような感覚で、ドキドキします。

2013/06/04

紅香@本購入まであと9冊

昼間でも暗い部屋。30種類の高額の税金。ユダヤ人居住地区は光が届かない。絶望の匂い。乾いた咳、罵声と嘲笑を浴びるだけ。そこから出たらどこにも居場所がない。その血のせいで。。『主イエスを殺した永遠の罪人という命題』を振り切るかのように自由を求め、走り続けたエリヤーフー。18世紀前半のヨーロッパの戦乱へ身を投じる。炎上させる覚悟で。誰よりも速く、どこまでも駆け抜け、その血を憎み、そして愛しながら。策略に次ぐ策略。陰謀に次ぐ陰謀。叶わぬ恋。ハプスブルク家の宝剣となった彼を輝かせるのは誰か。息つく間もなく次巻へ。

2015/07/23

入江

オーディオドラマで興味をもって。こんなに面白いのに、どうしてもっと話題にならなかったんだろう。作者、本当に日本人? ここまで深い内容だったとは。宝塚でも上演したくなる理由がわかります。

2020/05/16

miwmiw

ユダヤで生きてきた優秀なエリヤーフーが、決闘にて偏見と差別されるユダヤを捨て、オーストリア人となるべく生きていく。18世紀のハプスブルグ家、マリア・テレジアや主君フランツ、華々しい世界と戦乱、ドラマチックなお話でした。少女小説+大河ロマンという感じで、先の展開が読めるけど読んでしまいます。かっこいい絵のマンガで読みたい。エドゥアルト絶対かっこいい。ユダヤは本当にこんな暮らしなのかな。迫害は聞くけどここまで根深いのか。

2015/01/11

えこ

登場人物がプリンセスや皇帝や伯爵など凄く華やかな世界で憧れる。少女漫画のようなお話だけど、実在の登場人物だし、歴史の勉強になりました。

2014/11/07

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