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ハプスブルクの宝剣 下 (文春文庫 ふ 13-2)

ハプスブルクの宝剣 下 (文春文庫 ふ 13-2)

ハプスブルクの宝剣 下 (文春文庫 ふ 13-2)

作家
藤本ひとみ
出版社
文藝春秋
発売日
1998-06-10
ISBN
9784167604028
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ハプスブルクの宝剣 下 (文春文庫 ふ 13-2) / 感想・レビュー

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財布にジャック

これでもかこれでもかと辛い状況に追い込まれてしまう主人公を、応援しながら一喜一憂してしまう為、疲労度は半端ないです。これだけクタクタにさせられたのだから、せめてスッキリと気持ちよいハッピーエンドを望んでいたのですが、微妙なラストにちょっと不満です。叉、マリア・テレジアの登場する小説は初読みなのですが、あまりに嫌な書かれ方なので、こんな女性だったのかと勘違いしてしまいそうです。それに比べて男性陣は揃いも揃って素敵過ぎて、エディが霞んでしまう程です。

2013/06/05

紅香@本購入まであと9冊

次々と襲ってくる苛酷な運命はオーストリア人になるための洗礼だと耐えてきたエリヤーフー。一冊の本が正しい方向へと導く。。歴史上に架空の人物を加えるだけでこんなにも華やぎ、惹き付けて止まない歴史になるなんてすごい!ハプスブルク家、マリア・テレジアの激動の時代。戦闘、交渉術、会話、友情、愛、尊厳、その全てに魅入られた。読後、13年間の思いが一挙に全身に降り注がれ、一瞬言葉を失う。圧巻!血、因縁。過去を紐解きながら、現代の国際問題の縮図、未来を見たような気がした。『やはり、この男だと。この男だ。この男しかいない』

2015/07/24

納豆

エドゥアルトをテレーゼが冷遇する度にハラハラしました。ひどいっす。(涙)最後のケーフェンヒラーとバチャー二の戦死は結構ショックだったなあ。宿敵フリードリヒもかっこいいし、魅力的な登場人物が多い。最後はハッピーエンドだったと解釈しています。エドゥアルトに生きる希望ができて良かった。

2015/04/14

HoneyBear

これまた凄い歴史絵巻であっという間に2巻を読了。フィクション性が強いが、時代の雰囲気をよく伝える。ユダヤ人迫害の背景・状況も詳しい。素晴らしい。

入江

ラスト、そこつなげちゃう!? 圧巻の歴史ものです。これってフィクション? わたしのなかでは、これが史実になっちゃいました。

2020/06/20

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