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コンタクト・ゾーン 上 (文春文庫 し 32-7)

コンタクト・ゾーン 上 (文春文庫 し 32-7)

コンタクト・ゾーン 上 (文春文庫 し 32-7)

作家
篠田節子
出版社
文藝春秋
発売日
2006-11-10
ISBN
9784167605070
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コンタクト・ゾーン 上 (文春文庫 し 32-7) / 感想・レビュー

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ミカママ

読み始め、あれコレ桐野さんだっけ?と作家のアイデンティティに迷ったけれど、中盤から一気に篠田さんになった(笑)こういうの、彼女のライフワークなんかな。フィリピン近隣と思われる架空の離島の地域名や民族名に悩まされながらも、このまま一気に下巻も行っちゃいます。

2018/02/11

ざるこ

政治危機でデモや暴動が起こっている国のリゾートへ渡航する30代女3人組。ガイドの警告を無視し、通貨危機の今こそブランド物買い時でござると好き放題の3人にイヤというほど嫌悪感を抱かせてくれます。それから起こる大量虐殺。否応なく内乱に巻き込まれていく。緊迫した状況が続きサバイバル生活を強いられても励まし合って命を繋いでいく。国軍、反政府ゲリラ、いくつもの部族が絡んだ混沌とした状況の中、誰が敵で味方かも不明瞭。3人は帰国できるのか?ガンガン勢いがあっておもしろい!命の危機に迷わず身体を張る真央子には脱帽です…。

2019/03/31

青葉麒麟

初めはいけすかなかったお局様トリオがなりふり構わず生活して行くさまに一寸尊敬。三人其々に取り柄があるのが良い(^ー^)ありさはマシュマロマンみたいな体型って事なのかな?

2012/08/08

HoneyBear

凄惨な描写も多いがなぜか読みやすい。長いが一気に読了。

にしかわ。

再読。結末や変化を知った上で読むと面白い。欲って生きる上で必要なんだろうけどさ、ここまでくると醜くって哀れ。動物や植物、自然や勿論他人も、色んな物を犠牲にした上の贅沢なんだよね。真央子の妙に冷めたところが好き。とりあえず工藤さんが残念だった。

2015/12/21

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