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TOKYOデシベル (文春文庫 つ 12-4)

TOKYOデシベル (文春文庫 つ 12-4)

TOKYOデシベル (文春文庫 つ 12-4)

作家
辻仁成
出版社
文藝春秋
発売日
2007-07-10
ISBN
9784167612047
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TOKYOデシベル (文春文庫 つ 12-4) / 感想・レビュー

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ケンイチミズバ

タイトルだけでなんとなく惹かれた。トウキョウソナタは面白かったのに。トウキョウがそのまま個性を醸し出している。イバラキじゃだめだ。恋人のフミでは満たされないものをマリコに求めている彼。フミへの思いから盗聴までしてしまう彼は立派なストーカーだ。優柔不断さは優しさかもしれないが、直接問い質せずに卑怯な手段を選んではと思いつつこんな男も世の中にはいるのかもしれない。入信してしまった人を元に戻れと説得するのはなかなか難しいと思う。なによりその事実をつかんだのは勘違いによる盗聴からだし。つまらないストーリーだった。

2017/04/10

まみか

梵鐘っていうんだね。あの鐘の音。ふと、田舎にいた頃のことを思い出しました。

2021/11/21

南雲吾朗

荒田の二人の女性に対する気持ちが凄く良く解る。歳を取ってくると、もうそう言う事も無くなるのだが、好き過ぎて絶対に嫌われたくないので曖昧にするという感覚、良く解る。凄く疲れるんだよね、こういうのを続けると…。個人的には、マリコの様な自分の中のルールで生きて、そのルールに他人を巻き込まないという感じの方が楽で好きである。只、そういう人間は独占ができないが、その方が本当は個人個人にとって楽なのかもしれない。グラスウールの城の、「お金が絡むと、純粋な部分が失われてしまう」っと言っている鹿島のセリフが好きである。

2017/05/15

xxxxx

やはり音楽家、彼の描く「音」は、臨場感や音に対する愛が溢れている。レコードとCDの差に関するくだりは個人的に興味深かった。

2009/09/06

Pikumin

表現や内容はとても興味深かった。けど話の最初と最後で内容が変わってしまっている気がする。それぞれの話で何を目立たせたかったのかがわからなくて、残念だった。

2010/07/31

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