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風車祭 (文春文庫 い 39-2)

風車祭 (文春文庫 い 39-2)

風車祭 (文春文庫 い 39-2)

作家
池上永一
出版社
文藝春秋
発売日
2001-08-03
ISBN
9784167615024
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風車祭 (文春文庫 い 39-2) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

沖縄の伝承文学とも言うべき内容だが、あまりに長すぎて 正直入り込めなかった。武志と ピシャーマの交流は微笑ましいが、それだけであった。 豚との交流も含めて、一体何を読まされているのかという印象が強い。 老婆三代に渡る長寿の島での会話だけが微笑ましい…よくわからない物語だった

2024/03/12

眠る山猫屋

傑作。ただしこの厚さには、手こずりました(苦笑)フジおばぁが最後には愛おしくも思える辺りが、池上マジック。六本足の豚さんも素敵に一途だった。小さな島ひとつに限定された舞台で、これほど錯綜したスペクタクルな展開になるとはね…w

2010/06/10

Shinryo4

両親が沖縄だが、福岡育ちのうちなーやまとんちゅの私にとっては、馴染みのある言葉や風習がとても面白かった。長い話だったが、中弛みすることなく最後まで面白く読めた。「だからよー」は確かによく聞くし、便利な言葉だよね😁

2018/10/02

嘉江☆海★山♫

池上永一さん☆3冊目!最高でした!島の風景だけでなく、私が島人たちの心や生き方が好きなのは、やっぱり生まれ育った土地の歴史や文化が受け継がれているからかな。豚のギーギーの人間以上の優しい心に感動、号泣。神様や自然の恵み、ご先祖様に感謝する心を忘れてはいけないなあ〜と再確認。「金持ちも、名誉ある者も、地位の高い者も、子宝に恵まれている者も、どんな幸運も長寿の前ではかすんでしまう。それだけ得難い最高の宝なのだ」フジオバァのたくましい精神を見習わなくては…

2015/09/12

ぺんぎん

異世界に迷い込んだかのような現実とかけ離れてるようなそんな物語。生きるパワーが並じゃない97歳のオバアがいたりする登場人物も魅力的だし方言も物語に面白みを加えてて分厚さなんて気にならない。沖縄って深くて知らないことだらけだけどこれ読むと実際に行ってみたくなります。

2011/08/08

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