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テレビ消灯時間 (文春文庫 な 36-2)

テレビ消灯時間 (文春文庫 な 36-2)

テレビ消灯時間 (文春文庫 な 36-2)

作家
ナンシー関
出版社
文藝春秋
発売日
1999-09-10
ISBN
9784167622022
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テレビ消灯時間 (文春文庫 な 36-2) / 感想・レビュー

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まりこ

ナンシー関さん。キンキンも川島なお美も死んじゃったんだよ。

2015/10/02

サーフ

20年以上前のテレビ論評であるけど、今のテレビにも通ずる所がいくつも書かれているのに驚いた。ナンシー関が何年経っても変わらないテレビの本質を見抜いていたのか、テレビが20年前から本質が変わっていないのか。おそらく両方なんだろうなと思う。取り上げられるゴールデン番組から深夜の「誰が見るんだ」というような番組まで幅広く取り上げられている。毒舌ながらテレビの痛いところ・問題点を確実に突いている。リアルタイムにテレビを見ていた人には「懐かしさ」、今の人達には「新しいテレビ見かた」を感じられる作品。

2018/05/15

cithara

約20年前に書かれた当時のTV事情。一番の変化はもうナンシーがこの世にいないことだ。この本に書かれている俳優・タレントの多くがまだ知名度のある芸能人として存在することが驚きである。芸能界に疎い私でも彼らのことは知っている。この2018年にナンシーが生きていたら今のTV界をどう評するのか知りたい! もう「笑っていいとも!」はありませんよ! ナンシーさんが気にかけていたと思われる神田うのは実業家として活躍しているみたいです。「みっともない程に戦略家である」と彼女を評したナンシーさん。的を射ているなあ...

2018/09/24

ハヤシマ

なつかしさを感じるテレビ評。俎上にあげている番組より面白い。映画や本のレビューは、「見てみたい」「読んでみたい」と思わせたい書き方をして販促広告的な意図がある。ところがすごいことに、ナンシー関のテレビ評って、どれも食指をそそらせない。全体に漂う寂寥感とトホホ感。なんでこんなものを見て時間をすごしちゃったのかという後悔と残念にあふれている。何の得もないのに、視聴してしまった読者がたくさんいたのだろうな。私もそのうちのひとりだが。なんだかなあ。

2013/05/25

walwal

15年ぐらい前のテレビ業界をぶった切っている痛快エッセイ。懐かしさと同時にいまでも通じるナンシー関の鋭さが光るエッセイだった(「多すぎるタレントを効率よくさばくクイズ番組」というタイトルにはハッとした)。

2011/05/21

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