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天地無用 テレビ消灯時間6 (文春文庫)

天地無用 テレビ消灯時間6 (文春文庫)

天地無用 テレビ消灯時間6 (文春文庫)

作家
ナンシー関
出版社
文藝春秋
発売日
2004-09-03
ISBN
9784167622091
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天地無用 テレビ消灯時間6 (文春文庫) / 感想・レビュー

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kinkin

2001年頃にテレビをにぎわした人たちについて彼女の消しゴム版画とともに語られている。巻末は南伸坊、山藤章二氏との鼎談。森首相、田中知事、船田元と畑恵や花田憲子のヌード、きんさん・ぎんさん懐かしい名前が出てくる。今話題になっているくだらない吉本興業のニュース、彼女が存命ならどう書いていただろう。こういう切り口のコラムニストがいないのは淋しいなあ。

2019/08/01

山田太郎

そういえば息子というだけでマネーの虎にでていたちょんまげいたな。AIやってたのもでてた。まだちょんまげ。美空ひばりさんの息子さんのことです。わからなくなりそうだからちゃんと書いとこうかと思った。マネーの虎も嫌な番組だったな。えらそうに説教してた出資者も結構落ちぶれてるのではないかと。わかりやすく鋭いのがすごいですね、見習いたいものです。

2019/10/10

散歩いぬ

ナンシー最後のテレビコラム集。特に「大食いスポーツ化」を懸念する筆の冴えは凄い。違和感を即時に指摘できる感度の良さと言葉の巧さ。彼女の言うように「感動の供給源」としての番組、明け透けな会話が面白いとされる番組は多い。サッカーW杯の熱狂が善人による善行としての騒ぎというのはわかりすぎるほどわかる。現在、総括的にテレビ批評をできる人はいないだろう。唯一無二の存在だった。

2012/03/21

こっこ

★★★★☆ 週刊文春掲載コラム、逝去の02年6月20日号まで。まさに遺稿。相変わらず鋭い切り口だ。後半は山藤さんと伸坊さんとの年末対談集3本。ナンシーの本も大概読んでしまった。後は対談集だけど、どうも対談は余り面白くないなあ。何でなんだろう。でも取り敢えずナンシーさん、まだ付き合いまっせ。

2016/12/18

おおきなかぶ

お盆に帰省した際、本棚に見付けたので持ち帰り再読。読みながらナンシー関さんに関して強く感じた事を、巻末解説で評論家の坪内祐三さんが記しておられました。とにかく観察眼が鋭く、観察したモノを的確な言葉で示す事が出来る唯一無二の表現者だった。天才だった。今年の芸能ネタなんて、ナンシーさんのペンと刃が留まらないはずだったのに。

2016/08/28

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