帝都幻談 上 (文春文庫 あ 37-2)
帝都幻談 上 (文春文庫 あ 37-2) / 感想・レビュー
KAZOO
帝都物語からの派生本なのでしょうね。各章の最初にある水木しげるさんの絵にどうも影響されてしまいます。平田篤胤、最上徳内、遠山金四郎、鳥居耀蔵などなど幕末近くに活躍した実在の人物が出てきます。さらに加藤なる人物も。キーとなる稲生物怪録も昔見たことがあり楽しめました。
2016/12/26
miroku
まあ、確かに、妖怪と呼ばれるものが多かった時代。しかし、史実に沿いながら、ここまで被せられるのは荒俣センセイならでは。下巻が楽しみ♪
2012/08/02
laughmix
加藤よ、また君か。と思った方大勢おられるだろうなあ(笑)。 ツメの甘い魔王になれない魔人の加藤。世にヒールは数多くある中でも愛すべき敵キャラの一人ですなあ。 そしてどうしても加藤といえば、実写化にあたってあの俳優さんほど適役はいなかったよなあ・・としみじみ思うのです。ドーマンセーマンのポーズ、かっこよかったもんなー。あとは渋沢翁かな。。って話ずれちゃった。 いまひとつ、盛り上がりながらも頂点に欠け、もっと大きく盛り上がるのかな、と思ったところでおしまい。次のページに「次回予告!」が入るような終わり方に感じ
2012/12/12
yumiha
イワゴー『たくましく育ってほしい』の解説が良かったので、どんな作家だろうと気になったのだが、ただの大衆小説だった。平田篤胤や歌川国芳をうまく扱っていたけれど。
2012/08/10
可兒
帝都物語の前日譚を文庫で再読。なぜかいつもミスを犯す加藤の癖は、この頃から始まっていたらしい
2012/12/21
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