最後の聖戦!? (文春文庫 な 41-7)
最後の聖戦!? (文春文庫 な 41-7) / 感想・レビュー
ゆいまある
【KU】シリーズ通して読み終わって、全く自分とタイプの違う中村うさぎという人が少しだけ解った気がする。自分は醜いという「思い込み」に苦しみ、美しいものに目がない。華美な服、美形ホストにハマり、ここでは整形とダイエットにハマる。ここからは私個人の意見だが、美しい人は優遇され、優遇された結果心に余裕が出て優しくもなれるので、社会で生きていくには外見ってアメックスより役に立つものだと思う。しかし中村うさぎはいつも虚しい。没頭できる趣味がなかったのがこの人の不幸かもしれない。
2024/11/17
なつき
整形の道に入ってからのエッセイはすごく真面目で、人間の承認欲求や他者への妬み・僻み、人間にとっての美醜とは、などなど、、作者の内側からの声がとても濃いものになっています。買い物依存症やホスト狂いでは分からなかったけれど、著者の病的な部分も垣間見えました。1巻から続けて読みましたが、最終巻でだいぶ印象が変わった作品です。
2020/02/18
fengui
ここまで赤裸々に書けてしまうのがすごい。
yomineko
女王様、最後は競輪にまで・・・
2010/05/01
ニコラス@ケンジ
ようやっとホスト地獄そして整形地獄へ。なんか自分の身体を実験体にしたような方だなぁとまたしても唖然。我々の原罪をあがなうために現代に生まれたキリストなのかも(言い過ぎ)
2018/06/09
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