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さすらいの女王 (文春文庫 な 41-10)

さすらいの女王 (文春文庫 な 41-10)

さすらいの女王 (文春文庫 な 41-10)

作家
中村うさぎ
出版社
文藝春秋
発売日
2008-03-07
ISBN
9784167658106
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さすらいの女王 (文春文庫 な 41-10) / 感想・レビュー

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noémi

いろいろと面白いのだが、とくに白眉だったのが自分のもやもやとした思いをはっきりと言語化することによって脳が自分の持っている多大な情報のDNAに命令して、自分という人間が変わっていくという事実。中村さんもおっしゃっているようにまさに神は言葉で、言葉には言霊が籠っている。あだやおろそかにして言葉を使ってはなりませんよ。言葉は力を持っている。

2018/04/07

ぴかりん

Kindleにて。こういう破滅型の人の書くエッセイを読むと、私なんてまだまだ大丈夫と思えて安心します(笑)。この本で一番心に残ったのは、番組で対談した藤田宜永・小池真理子夫妻の言葉。「夫婦の情愛とエロスは別。自分たちは家族としての夫婦の情愛を育てているが、男女のエロスはもはや存在しない。しかし、男女のエロスなしでは生きていけないので、お互いに恋愛は家庭の外でしましょう」でした。みんなその考えなら、不倫なんてくだらない言葉がなくなっていいのになあ、と思ったわけです。結構古い作品ですが面白かったです。

2017/10/24

rakim

「中村うさぎ」を読まずに彼女を語ることなかれ。ブランド品やホストクラブや整形手術にはまって(狂ってに近い)、週刊誌的興味を持たれることが多いので、「食わず嫌い」の方も多いでしょうが・・。多くは好奇心のみで彼女を捉えている反面、支持するファンは、「中村うさぎ」が“女性”をデフォルメしたものだということに気づいているからかも。自虐的や露悪的であっても根性があるから、密かに「頑張って!」と思ってしまうんです。佐藤優さんの解説が良いです。

2010/06/28

森博嗣作品が好き

文調が変わった!

2017/02/05

彩美心

うさぎさんというのは正直な人なんだろうなぁ。頭もいい人なんだろうなぁ。けど激しすぎる。真夏のような激しさだ。暑すぎてついていけないのだがなぜか共感してしまう。私のなかに潜む願望を次から次にやってくれちゃうところ好きだなぁ。ふと女ってなんなのだろうと考えてしまった。

2012/09/13

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