片目を失って見えてきたもの (文春文庫PLUS 50-9)
片目を失って見えてきたもの (文春文庫PLUS 50-9) / 感想・レビュー
kinkin
先ごろお亡くなりになったピーコさんが買いた本。今までにやって来たことや、出会った人や友人のこと、そして自分が目の腫瘍で片目を摘出することになり手術、入院、回復に至る経緯など。他はピーコさん流の人生訓。その中で、腑に落ちたのは、自分の身の丈を知ると言うこと。高級なバッグや毛皮のコートを持っていても足元が3000円の靴だったりではおしゃれとは言えないこと、見栄をはったりしてはいけないこと。そういえば最近学生でも高級ブランド品や時計、アクセサリー、そして収入と不釣り合いな借金で得た高級車。図書館本
2024/11/09
なつき
ガンを告知されてから、自分を見つめ直し、過去とこれからについて考え直す事が出来た事、なかなか出来るものではないし、それをどうして荘思えたのか素直に書いてあり、それを再度考えて欲しいと教えてくれている素晴らしい一冊でした。
2015/07/22
☆よいこ
第一章:見えるもの、見えないもの 第二章:この人たちがいてくれて 第三章:人の美しさについて 第四章:死と向き合って(単行本1999年、文庫2002年発行)ガンで左目を摘出したピーコさんの自伝。エッセイ。語り口が丁寧で好感が持てる文章。中学校の先生が道徳の授業で紹介したいと言われたため取り寄せてみた。おすぎさんは地元テレビでよく見るけど、そうかこんな人だったんだ。
2018/01/11
くるちゃん
人として大切なものは何か。外側を飾るだけでなく内側から輝くものを身につけたいと気持ちが引き締まりました。
2013/01/09
いっぽ
もう少し病気や闘病のことを詳しく書いてあるのかと思ったら、わりとあっさり。それよりもガンとわかってからの周囲の人々の素晴らしさを書いている。永六輔ってすごい。吉行和子、かわいい。巻末のおすぎの解説?にぐっときます。
2014/10/25
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