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ボーン・コレクター 上 (文春文庫 テ 11-3)

ボーン・コレクター 上 (文春文庫 テ 11-3)

ボーン・コレクター 上 (文春文庫 テ 11-3)

作家
ジェフリー・ディーヴァー
Jeffery Deaver
池田真紀子
出版社
文藝春秋
発売日
2003-05-09
ISBN
9784167661342
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ボーン・コレクター 上 (文春文庫 テ 11-3) / 感想・レビュー

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Kircheis

★★★★★ ディーヴァーの代表作。 今回は再読だが、リンカーン・ライムの鬼才ぶりと事件の異常性にページをめくる手が止まらなかったのは変わらず。 映画もヒットしたが、原作の方が遥かに良いと思う。 しかしライムのひねくれ具合はかなりのもので、実際こんな人間が上司だったらめちゃ嫌だ笑 少しずつ犯人像を分析する手がかりが入手できてきたと思う矢先にFBIの介入があり、混沌度も増したところで下巻へ。

2023/04/24

しんごろ

登場人物がなかなか覚えられず確認したり、専門用語もあって用語解説で調べたり、事件現場がグロくて、本から目をそむけることが何度かあり、グロいシーンでダメージを受けた時は、ほっこり系の本に逃避したりして、読むのに時間がかかりましたが、現場鑑識、証拠の鑑識のシーンはグイグイと引きこまれました。この後、どういう展開になるか続きが気になる面白さですね。すぐにでも下巻を読みたいと思います。

2019/02/21

Tetchy

知恵と知識を使っての連続殺人鬼ボーン・コレクターとの戦い。次から次へ手がかりを残しては殺人を犯すボーン・コレクターと四肢麻痺で厭世観に持ちながらも、かつてNY市警中央科学捜査部長の座まで登りつめ、ありとあらゆる場所を踏査しては知識として蓄えてきたリンカーン・ライムとの丁々発止のやり取りが実にスリリングで面白い。いや面白すぎる!このライムの推理の過程や独自の経験に裏付けられた鑑識道具の数々や鑑識手法は、私はどうしても彼を世界一有名な探偵に擬えてしまう。そう彼は現代のシャーロック・ホームズなのだ。

2011/05/29

nobby

文庫にて再読。シリーズ8作目まで読んでいて、よく知る個性豊かな面々の登場にはニンマリ。冒頭から壮絶で残酷極まりない犯行を続ける未詳823号ことボーン・コレクター。迎え討つのは捜査中の落盤事故により四肢麻痺状態に葛藤するリンカーン・ライム。スピード感は半端なく、実はここまで当日午後の出来事に過ぎない!一番鼻につくのは、未だ障がい受容叶っていないライムの自暴自棄からのワガママ放題…鑑識内容が詳し過ぎる故の難しさも、後半訪れるジェットコースター待ち望み軽く読むのがポイント。真犯人思い出しながら早速怒濤の下巻へ♪

2017/12/13

🐾Yoko Omoto🐾

捜査中の事故で四肢麻痺となった天才科学捜査官リンカーン・ライムシリーズ一作目。警察を手玉に取るように、事件現場に次の犯行予告とおもしき手がかりを次々と残す“ボーン・コレクター”。生きる気力を失っていたライムにとってこの事件は、生きる原動力を再び取り戻すきっかけとなるのか。女性警察官アメリアとの、反目しながらも共鳴する何かがなかなか噛み合っていかない、もどかしい不協和音の描写が秀逸。科学捜査のめざましい進歩を巧みに利用しながら、どんな些細な証拠も見逃さないライムはまさしく現代版ホームズ。更に期待して下巻へ。

2015/12/14

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