しまなみ幻想 (文春文庫 う 14-14)
しまなみ幻想 (文春文庫 う 14-14) / 感想・レビュー
chantal(シャンタール)
【光彦さんと行く47都道府県】8県め。今回は愛媛県!数年前、私も尾道から車で渡り今治まで旅した。今年の春節休暇には松山から今治まで車で海沿いの道を走りお遍路した。もう懐かしさでいっぱい。行った事のある地名が本当に多く登場するので、今回は謎解きや物語がどうのよりもそちらが楽しい読書となった。あの時は途中の島々はゆっくり観光しなかったので、次は島の観光や自転車、徒歩で橋を渡る、等々、別の楽しみ方をしたい。当時の県知事さんの思惑通り、これを読むと愛媛県に行きたくなる。内田先生、すごいです😊
2020/05/22
su☆ma
★3.5(図) 浅見光彦シリーズを読破しようなんて気はまるでないので、とりあえず浅見さんに便乗して旅気分。旅情ミステリーのいいところ。どこに行こうかなぁで今回はしまなみに惹かれて瀬戸内海。島それぞれの歴史と魅力が存分に描かれていて、作者張り切ってらっしゃると思ったら知事のお墨付きだった…。事件としては切なさはあれど重苦しくもなく、島々を巡りながらゆったりとした雰囲気を楽しめる。お宝何とかの出張なんちゃら(苦笑)が嫌いじゃないだけに、本物に目が眩んだ鑑定人が殺人に手を染めるのは嫌だったなぁ。
2017/05/31
下町ロコモーティブ
*2002年11月発刊。村上水軍の流れを汲む今治名家の村上造船の社長夫人が亡くなった。警察は北島海峡大橋からの投身自殺と結論付けた。しかし、15歳の娘、村上咲枝とひょんなことから知り合った33歳の浅見光彦は夫人が自殺することが信じられなかった。咲枝の行動力と浅見の推理で事件は、いつもの通り、意外な殺害犯人が逮捕され解決する。1990年頃の著者作品を10冊以上読んでいるが本作品は著者が以前よりも作成を楽しんでいる様に感じた。私も四国は訪れた事がなく著書で紹介されている、しまなみ海道を旅してみたくなった。
2016/09/04
回天アセロラ
この夏にしまなみ海道に行ったので、図書館でしまなみ海道に関するものを探していたら見つけた作品。読んでみたら、村上海賊や大山祇神社など旅行で見てきたところばかり出てきて、スラスラと読めた。恥ずかしながら、内田康夫さんのことはそれまで知らなかったが、西村京太郎と並ぶ旅情ミステリーの代表的作家らしい。これを機に、他のも読みたくなった。
2019/09/03
おかつ
ライトな推理小説。旅先で読んだため情景が浮かび盛り上がったが、普通に読むと物足りなそう。
2015/02/21
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