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赤絵の桜 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-7)

赤絵の桜 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-7)

赤絵の桜 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-7)

作家
山本一力
出版社
文藝春秋
発売日
2008-06-10
ISBN
9784167670078
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赤絵の桜 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-7) / 感想・レビュー

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tengen

武家青山の投資話を断った伊勢屋の番頭二人が毒を盛られた!そんな青山の誘いに乗ってしまう米屋清八。三千両という大金の貸付けと禁制品に関わってしまった米屋を救うべく喜八郎は動く。☆まさかあの伊勢屋、そして損料屋までもが騙りにハマってしまう。仕掛けたのは何と!☆片付いたはずのほぐし窯一派の悪行か?江戸屋貸し切りでの悪態で秀弥が青山から刀を突き付けられる。秀弥のピンチに喜八郎が必死で駆け付ける。またもや騙りにハマる喜八郎であった!☆彡胸すく清八の顔が浮かぶ。☆ほぐし窯/赤絵の桜/枯れ茶のつる/逃げ水/初雪だるま

2017/03/09

Atsushi

損料屋喜八郎シリーズ2作目、五話からなる連作短編集。江戸押上村で営業を始めた怪しげな湯屋騒動を解結する表題作も良かったが、ラストの「初雪だるま」には思わずニヤリとさせられた。前作で一番の敵役だった伊勢屋が喜八郎に頭が上がらない米屋政八と手を結んで、相思相愛の喜八郎と江戸屋の女将秀弥を結びつけようとするお話。大がかりな騙りも粋で爽やかだった。

2018/09/02

ううち

第2弾。初登場のおまきちゃんがカッコよくてスカッとしました。今回は損料屋の仕事にも触れられていて、そっちもなかなかしっかりした商売をしているのが伺える。お寺で出された食事が美味しそうでした。質素ながらも良く考えられているところがポイントだったのかな。ラストは思わずニヤリとしてしまった。喜八郎と秀弥さんがより一層近づくと良いな。

2016/11/11

コージー

損料屋喜八郎の第2弾。一作目を越えて人の奥深さというか、関わりがより深くなり、面白くなっている。どれも良かったが、「赤絵の桜」の最後の俊造のセリフと、「初雪だるま」のラストの2人が良かった。まだまだ山本さん読みますよ~。

2015/02/25

Makoto Yamamoto

シリーズ2作目。 前作では結構武闘シーンもあり、それはそれで楽しんだが、今回は人情味があふれる。 騙りが伏線になっているが、締めではホットさせる温かみがある。

2018/04/09

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