くじら日和 (文春文庫 や 29-15)
くじら日和 (文春文庫 や 29-15) / 感想・レビュー
桑畑みの吉
人気歴史小説作家の山本一力氏(1948年‐)のエッセイ集。週刊誌に2005年5月から15カ月連載されたものなので、氏が57歳の頃の作品である。16歳年下の妻や2人の息子との微笑ましいやり取り、親戚・友人との付き合い、少年時代の思い出、旅や食べ物の話題を筆頭に豊富な内容でさくっと読めた。映画『冒険者たち』(1968年)に関する話があったが、読み終わってすぐアラン・ドロン氏(1935‐2024年)の訃報が届いた。合掌。
2024/08/21
jokojoko
「美しき文語体」ゴンドラの唄、いのち短し・・・「たしかに高いが」足るを知る。身の丈をわきまえる。ひとを羨まない。「人生ええもんや」また転んだ。また失敗した。そこから人生がはじまります。生きるのが嫌になった時、読む本があります。一緒に探しましょう。「蒲焼の教え」男女同権なれど同質にあらず。「旅行けば」ここは土佐じゃねえからよ。おめえさんも、ぼちぼち、東京の湯のへえり方を覚えたほうがいいぜ。
2016/02/04
まるっちょ
斜め読み。著者の日常は波乱万丈だ。
2016/01/18
Koji
軽い話しでもないのに軽く読める、こんな感じが良いのかなとおもいます。
2014/07/06
あっきい
2006-2007年週刊文春掲載の短編エッセイ集。簡潔にして美しい。著者の人柄も滲み出ていて、昭和のよき時代感も心地良い。カミさんや子供たちがまたいい味を出してます。
2016/09/15
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