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いかずち切り (文春文庫 や 29-18)

いかずち切り (文春文庫 や 29-18)

いかずち切り (文春文庫 や 29-18)

作家
山本一力
出版社
文藝春秋
発売日
2012-09-04
ISBN
9784167670184
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いかずち切り (文春文庫 や 29-18) / 感想・レビュー

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ぶんこ

覚悟を決めた人の強さには、思わず唸らされました。 いなせで、男くささ満載ですが、私には合いませんでした。 途中読み続けられなくて、絵本に逃げました。 気分一新で続きを読みましたが、しゃがみ屋の検校さんには、覚悟の凄みは感嘆しましたが、恐すぎる。 面白そうとは思いつつ、「騙り屋」途中で断念。

2015/02/03

tengen

取り立て不可と思われる借用を安く買い叩き、鬼の様な取り立てを行う。 そんな証文買いを生業とする稲妻屋。 いかずちの弦蔵と呼ばれる稲妻屋の頭領とその一味。 大金持ちの札差屋へ一世一代の騙りを仕掛けるいなさの天九郎一派。 互いの知恵比べと江戸と大坂を繋ぐ死闘が繰り広げられる。 ☆彡 しゃがみ屋・騙り屋の二部構成。 粋な終わり方なんですが、もっと和泉屋をギャフンと言わせてくれた方が爽快だったかも。

2024/10/31

UK

証文買いという借金の取立屋の、強面だがでもちょっと粋な男達を描く時代小説。面白いし、特にラストの落ちはすごく楽しいのだけど。でもなぜか本の厚さとお話の厚味が釣り合わない感じがして、所々斜め読みしてしまった。たぶん感情移入できる人物が誰も居なかったからだろうね。山本さんを割合続けて読んできたけど、ちょっと一段落、かもなあ。

2016/03/18

Mituya Hasegawa

久しぶりの一力作品!パターンは一緒!でも、そのお約束のパターンがまたオモシロい!スカッとした~!!

2013/05/20

greenish 🌿

巨大な騙りにまんまと引っかかった札差に泣きつかれ五万両の奪還に乗り出したのは、江戸の裏金融界でその名を知られた「いかずちの弦蔵」。「一番大事なことは、カネをどう受け取るかの段取りだ」。江戸と大阪を股にかけ、弦蔵と騙りの一味が智恵と度胸の大勝負!迫力と興奮のノンストップ傑作時代小説。

2013/04/01

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