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螺旋階段のアリス (文春文庫) (文春文庫 か 33-1)

螺旋階段のアリス (文春文庫) (文春文庫 か 33-1)

螺旋階段のアリス (文春文庫) (文春文庫 か 33-1)

作家
加納朋子
出版社
文藝春秋
発売日
2003-11-08
ISBN
9784167673017
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螺旋階段のアリス (文春文庫) (文春文庫 か 33-1) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

アリスその1。短編集。脱サラ探偵が日常の謎に挑むって感じ。助手のアリスの方が有能?。

2014/09/18

sk4

『蒼林堂古書店へようこそ』(乾くるみ)に紹介されていたので手にしました。 紹介されていた通りの、誰も死なないミステリー。 否・・ 一人死んでますね。一番せつない話で。 ・・ミステリーとしてどうのこうのよりも、50がらみのおっさんと年齢不詳の美少女が二人でやってる私立探偵事務所、というシチュエーションが魅力だと思います。 ・・仕事の依頼に行った客はギョッとするでしょう。「親子で探偵やってるんですか?」「え?いいえ〜。親子ではありません」みたいなw

2013/02/04

hirune

50男の脱サラ探偵と謎の美少女の探偵物語。彼らが扱う事件はアリスシリーズのエピソードに準えたもの、出会う人物は甘やかされて、または立場上、自分の意志を持たない・持てない人々。美少女 安梨沙はその人々を目のあたりにすることで、また事務所から「ぼんやり窓の外を観察する」ことで自分の過去と現在と向き合い、女性として人間として自我に目覚めていく。探偵事務所はそのための繭のようなもの。ラストのしっかりした足音は安梨沙の自立を表してるのでしょう。仁木のおじさんも安梨沙に置いてかれるなんて悩んでないで、自立しないとね!

2016/08/07

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

ルイス・キャロルの物語を巧みに取り入れた7篇の連作ミステリー。早期退職制度を利用して、大企業のサラリーマンから私立探偵に転身した仁木順平のもとにチェシャ猫のように現れ、助手になった美女・安梨沙。ハードボイルドに憧れる仁木の思惑をよそに、フリルとレース、花柄のティーポットに彩られた探偵事務所に舞い込んでくる依頼は、どれも一癖あるものばかり。ところが、安梨沙が抜群の推理力を発揮して謎を次々に解いていきます。依頼人がどこか『アリス』の登場人物に似ているのはご愛嬌。最後の短篇は安梨沙の秘密がミステリーになります。

2014/12/08

はらぺこ

探偵か便利屋か分からん依頼ばっかりやけど、自分はハードボイルドが苦手やから十分楽しめたし好きな作品でした。 助手の安梨沙は行動力が有り、気が利くし炊事洗濯も難無くこなす、頭脳明晰、容姿端麗、天真爛漫と申し分ない女性。是非とも嫁に欲しいです。

2010/09/13

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