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べっぴん あくじゃれ瓢六捕物帖 (文春文庫 も 18-8)

べっぴん あくじゃれ瓢六捕物帖 (文春文庫 も 18-8)

べっぴん あくじゃれ瓢六捕物帖 (文春文庫 も 18-8)

作家
諸田玲子
出版社
文藝春秋
発売日
2011-11-10
ISBN
9784167677084
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べっぴん あくじゃれ瓢六捕物帖 (文春文庫 も 18-8) / 感想・レビュー

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優希

『べっぴん』というだけあり、謎の美女が登場します。彼女に翻弄される瓢六と次々と犠牲になる彼が調査している事件の関係者たち。自分には何かが欠けていると思い悩む瓢六が切なかったです。また、事件に絡む謎の美女もまた問題を抱えているようでした。遊び人として物申すことのできる瓢六が生きる意味を探す話と言ってもいいでしょう。瓢六とお袖、瓢六と弥左衛門の関係が変化もあり、今後が気になる展開に。弥左衛門と八重が念願の夫婦になれたのは良かったと思います。

2015/10/09

はにこ

杵蔵の周りで事件が起こる。犯人は誰なのか、何で狙っているのかとミステリーっぽい展開。その中で瓢六はお袖に頼りっきりの生活に葛藤し、弥左衛門はめでたいことが。八重と弥左衛門の新婚っぷりにニヤけながらも、事件によって死んでいった人々に胸を痛めた。物語上仕方なかったのかもしれないが、仲間が死ぬのは辛いなぁ。

2021/05/11

keiトモニ

べっぴんと言うだけあって、そのライナップも半端じゃないね。お加代、おちょう、梅若、おしず、おくめ、おこん、お袖、ちえ婆さんに八重さん。おっと政江姉さんも…。それにしても、八重さんが押しかけ女房とは参りました。女性は強いねぇ。瓢六“おいらは何をすると決めたわけでは…しかし腹の底から湧きあがるものがある。贅肉という衣を脱ぎ捨てたら生きる気力が湧いてきた」…瓢六こと六兵衛さんは若くて敏捷でスマートと想像いたしますが、私ゃその贅肉たる衣が脱ぎ捨てられないから困ってるんです。ナイシトールもさっぱり効きませんしね…。

2015/08/27

う~ん、このシリーズの空気が変わったような。お袖さんと元サヤに戻ったし、八重さんも無事ご新造さまになったが、ねぇ(^^;続編も出てるようなので、読まねば。瓢六さんの魅力全開な前の空気だといいなぁ。

2016/08/25

はつばあば

瓢六の心の推移が私には「あはれ」に思う。成長していく瓢六の次のステップを期待している。

2014/08/10

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