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ハル (文春文庫)

ハル (文春文庫)

ハル (文春文庫)

作家
瀬名秀明
出版社
文藝春秋
発売日
2005-10-07
ISBN
9784167679583
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ハル (文春文庫) / 感想・レビュー

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はらぺこ

1つずつの話は面白かったけど、なんとなく連作モノっぽい所があるのでモヤモヤした。

2017/08/03

ist

人間とロボット、社会とロボットをテーマとした連作中編集。ロボットに魂は宿るのか。妻の姿をしたヒューマノイド、ハル。そのえもいわれぬ気持ち悪さはどこからくるのか。記憶の中にある科学館にある様々な知見を示してくれるロボ次郎地雷撤去のため訪れたタイで、探知犬アインシュタインと失踪するデミル。先代ロボットを探しにいくところ。ロビイに友情を感じた亜希。変わらない年月への絶望と哀切。アトムに憧れ、アトムを作ろうと科学を志した老研究者たち。

2015/06/02

Tetchy

各短編、そして幕間で挿入される掌編「WASTELAND」、これらに共通する1つの軸とも云うべき存在がある。それは鉄腕アトムである。マンガの神様手塚治虫が創作した人型ロボットこそ、日本のロボットの研究の始まりであり、究極形であり、ロボット研究者が至る道だという風に瀬名氏は述べている。本書に収められたメッセージはそのまま瀬名氏からロボット研究者たちへのエールと云っていいだろう。果たしてここに語られるような未来は来るのか、まだ先は見えないが、こんな未来はまんざら悪くないなぁと思わせる、心温まる作品群だ。

2010/04/16

ゆぅ

初、瀬名秀明さん。「ロボットに魂はあるのか」私は少し恐怖心を覚えた。

2014/07/17

ひでちん

デビュー作で最大のヒット作&映画化さる『パラサイト·イヴ』があまりにも有名も筆者初読み。 近未来、実用化さる知能(魂)を持つ人型ロボット(鉄腕アトムみたいな)と人間との距離感や接し方や考え方等についての連作SF短編集。 筆者はバリバリの理系の専門家らしく、細かい部分の描写が専門的で見事なSF物語だった。

2024/09/24

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