KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

グルジェフの残影 (文春文庫 こ 35-1)

グルジェフの残影 (文春文庫 こ 35-1)

グルジェフの残影 (文春文庫 こ 35-1)

作家
小森健太朗
出版社
文藝春秋
発売日
2006-07-01
ISBN
9784167679927
amazonで購入する Kindle版を購入する

グルジェフの残影 (文春文庫 こ 35-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

gonta19

購入日不明 2011/3/17〜3/23 久しぶりの小森作品。 帝政ロシアからボリシェビキ政権に移りかわる頃に活躍した、グルジェフとウスペンスキーの神秘思想が中心。最後にちょこっとだけ密室殺人がでてくる。ロシアものは苦手であったが、本作もイマイチ作品世界に入れなかった。

2011/03/23

Tetchy

ロシアの神秘思想家ゲオルギイ・グルジェフの正体と彼と親交の深かった哲学者ピョートル・ウスペンスキーの関係を探る歴史ミステリ。かなりエンタテインメント性を排しており、かなり困難を強いる読書になった。どうも小森氏は自身が教授でもあるせいか、自身の研究からミステリ作品を派生させているような節が感じられる。したがって作品の主体は自身の研究発表の場のようで、ミステリは付属的なものとして捉えているようだ。しかしなんとも観念的な話である。興味のない者については全くどうでもいいような話である。

2010/03/24

kanamori

☆☆★

2011/10/14

Jimmy

ロシア革命前夜に彗星のごとく現れた神秘思想家グルジェフ。20世紀最大のオカルティストの招待に迫る、、、と言われても、これまた延々と続く神秘哲学の問答集のような会話。だいたいその存在が架空か実在かわからない思想家が登場。完全に物語について行けない。とは言え、歴史ミステリとして楽しめば良いのかと読み進めれば、なんとほぼ終わり頃に本格ミステリに変身。つまり事故に見せかけた偽装殺人が発生!よってまあまあでした。

2007/06/03

感想・レビューをもっと見る