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Dojo─道場 (文春文庫 な 48-2)

Dojo─道場 (文春文庫 な 48-2)

Dojo─道場 (文春文庫 な 48-2)

作家
永瀬隼介
出版社
文藝春秋
発売日
2007-02-09
ISBN
9784167696023
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Dojo─道場 (文春文庫 な 48-2) / 感想・レビュー

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FFFT

空手に対する思いは強く実力もあるがいまいち積極性にかけて世間からずれてる感のある藤堂を元気のいい健三、説明役っぽい冨永、できる女・悠子、と言った面々が支えてバランスとっているいる感じ。楽しいメンバーだ。 次々起こる事件は現代で武道的な強さを追及するとこうなってしまうのかね~と思わせてくれた。登場人物たちの今後がどうなるか知りたくなった。 素直に面白いと思った。もっと有名にならないかなこの小説。 

2012/10/14

小まる

以前、著者のポリスマンを読んだ。プロレス界を題材にした小説だった。内容もさることながら格闘シーンの細かな描写が良かった。今作は空手。お人好しで優柔不断な性格ながらに空手の強さはピカイチの藤堂。登場人物のその後が見たい作品です。

2013/10/24

たこやき

空手は強いけれども、お人好しの主人公・藤堂と、入門者たちのやりとりが面白い。格闘シーンの爽快さと、関わる人々の苦悩、哀愁、読後のほろ苦さのバランスが絶妙。

2009/04/14

redmove

広告代理店をリストラされた28歳の藤堂忠之が、空手の先輩で日本一にもなった神野が高円寺に開いた空手道場を一時的に預かり、様々な厄介ごとに巻き込まれていく連作短編集。バカが付くほどお人よしで、弱くはないが極端に強いというわけでもない藤堂にかなりイライラしながら読んだ。裏の世界とのつながりが多くて、すっきりしない展開が残念。格闘技の世界は、裏の世界とのつながりが強いということか。

2014/12/14

茶々太郎

格闘技を書こうとすると裏社会もついでに書かなきゃいけないのは梶原一騎以来の伝統なのかしらん、と思っているうちに読了。本作はかなりチャーミングだけどね。この手の軽い作品が著者には合っている印象。

2013/06/08

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