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退職刑事 (文春文庫 な 48-4)

退職刑事 (文春文庫 な 48-4)

退職刑事 (文春文庫 な 48-4)

作家
永瀬隼介
出版社
文藝春秋
発売日
2010-01-08
ISBN
9784167696047
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退職刑事 (文春文庫 な 48-4) / 感想・レビュー

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乱読999+α

刑事を退職した後の5人の短編集。ハードボイルドタッチで描かれた彼らは、全て暗くもの悲しい。横山秀夫氏の作品に似た題材をもって書かれた渇いた文章の内に潜むのは、情であったり、怨念だったり、悔やみだったりはするが、全てどんよりとくすんだものばかりで読んでいても楽しくはない。それでも引き込まれては行った。

2018/09/27

らぴ

刑事物! と普通に考えてはいけない。とてもダークでブラックな世界。正直、怖い話ばかりだった。

2010/06/14

アンベラー

永瀬隼介さんの作品 初めは読書メーターにないわと思ってたら呼び台方があったんですね 長くやってるけど知らなかったわ 退職刑事いろんな感情を抱えて早期退職するドラマだな

2022/11/04

Mik.Vicky

仕事柄、所轄署にいくことがあるが、不正に手を染めるな!的な標語が掲示してある、それほど誘惑が多いのだろう。そのように、現役時代に誘惑に負けた刑事の退職後の話・・・暗い気持ちになるが、結構そういう人は多いような気がする。刑事モノは小説の王道だが、退職刑事が主役の小説は初めて読んだ。基本的にはどれも暗い話が多く、退職理由も不正絡みばかりで、ハッピーエンドになりそうな雰囲気はない。しかし一つのジャンルとしては有りだと思う。永瀬隼介氏の小説は初めて読んだが別の作品も読みたくはなった。

2017/02/09

リオ

刑事に纏わる短編集。 どれも面白いんだけど、微妙に読み難いのよね文書。 リズムがつかめない。 物語は短編ながらもコッテリしてます、特に好きなのは帰郷かな。正統派ハードボイルドな感じでした、ちゃんとファムファタールもんでもあったし。 神隠しの夜には土着ホラー系でゾクっとしたけど哀しくもなった。 もう一冊位この作家の作品を読んで合うか合わないか決めよう。

2016/10/25

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