KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

新装版 波の塔 (上) (文春文庫) (文春文庫 ま 1-121 長篇ミステリー傑作選)

新装版 波の塔 (上) (文春文庫) (文春文庫 ま 1-121 長篇ミステリー傑作選)

新装版 波の塔 (上) (文春文庫) (文春文庫 ま 1-121 長篇ミステリー傑作選)

作家
松本清張
出版社
文藝春秋
発売日
2009-09-04
ISBN
9784167697228
amazonで購入する

新装版 波の塔 (上) (文春文庫) (文春文庫 ま 1-121 長篇ミステリー傑作選) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ナキウサギ

 ひとの心情というのは瞳に、そしてその後ろ姿に現れるという。それぞれの行動や言動と共にその辺りの像を想像しながら、、下巻に移ります。

2022/02/01

シュラフ

松本清張さんらしい作品である。舞台が 諏訪にはじまり、深大寺、富士、佐渡、と日本各地を転々とするこの楽しさ。そして登場人物が高級役人の娘たる輪香子、考古学好きの若き検事見習いの小野木、そして謎の女にしてはっとするような美人の頼子。相変わらず偶然が偶然を呼ぶような都合のよい展開であるが、不自然さを気にせずに読み手をあきさせない。この上巻は 事件らしい事件がおきずにこの先の展開はまったく見えないのであるが、なんとなく頼子の旦那の怪しさからすれば政財界を巻き込んだ疑獄事件に発展していきそうな予感がする。

2015/05/22

きのこ

久々の清張ワールド、イラつくほど懇切丁寧な心情描写が愉しい!不倫と贈収賄、官僚と検事とブローカーもどき、これだけ揃えば如何様にも料理できます。急ぎ下巻へ。

2018/07/30

Nozomi Masuko

役所の局長を父をもつ主人公は、旅先で知り合った考古学好きの青年と郊外の寺で再会を果たす。彼は東京地検の新任検事で、素性を明かさぬ女性との恋に悩んでいたー。ひさしぶりの松本清張作品。ここ最近読んでるのが清らか目な作風だったから暗めな感じで心地よい。笑。上巻は展開が少なかったけど、下巻は怒涛っぽいから楽しみ。

2016/05/17

カタコッタ

全ては下巻で明らかになるのです。何かに導かれる様にグイグイと読み進んでしまった。これから起こることが決して良いとは限らない事は想像できますが、それにしても大人の恋、清張先生ちょっと見直してしまいました。恋愛小説、といっても良いです。

2024/05/16

感想・レビューをもっと見る