後ろ向きで歩こう (文春文庫 た 58-3)
後ろ向きで歩こう (文春文庫 た 58-3) / 感想・レビュー
毒まんじゅう
いびつな夫婦のそれぞれの形を、主人公の口を借りた著者目線で描かれている。ため息しか出ない。
2017/01/07
ライム
題名からネガティブな物語を連想させるが、むしろ海の底から地上を夢想している的なある種の前向きさを与えてくれる。何分難しい話は一切無い。短編の主役達は、娘のわがままに振り回される主婦や別居中の夫と旅行する妻、祖母の紹介相手と婚活中の女性…皆、今の暮らしに満足していないが最悪という訳でもない。気を遣ってるのに空回りばかりで努力が報われなくても…ぼちぼちやっていけば形にはなるから。だから若さなんて羨ましく無いんだ。
2024/10/20
マサチューセッツ。りん
大道珠貴さん独特な感じの小説でした。
2011/04/22
亀之助
一風変わった人が出てきて、これまた変わった娘の存在も面白かった。特に前の旦那と街で出会い、セックスまでしてしまうなんて、すごいよ。
2011/02/02
支祇
つまらなかったです
2010/05/11
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