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スメラギの国 (文春文庫 し 43-3)

スメラギの国 (文春文庫 し 43-3)

スメラギの国 (文春文庫 し 43-3)

作家
朱川湊人
出版社
文藝春秋
発売日
2010-09-03
ISBN
9784167712037
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スメラギの国 (文春文庫 し 43-3) / 感想・レビュー

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Aya Murakami

父の本 知性を持った猫と人間の戦いの話。 最初からルイが怪しいと思っていたら予想以上に怪しい結果が待ち受けていました。知性猫の親玉がスメラギなのでルイはトウジョウヒデキとかイシイシロウとかそういうイメージの役割でしょうね…。仲間の猫を犠牲にする作戦は本当に読んでいて辛かった…。 ルイは作中で悪魔なんて呼ばれていましたが実際のところはスメラギの威厳無しには何もできない悪ガキ程度の存在だったのでしょう。 スメラギは猫の知性の象徴ならルイは反知性の象徴か?ルイになびく猫たちも怖い。

2021/03/01

紫 綺

単行本にて読了。猿の惑星ならぬ、猫の惑星・・・?朱川作品には珍しく息苦しさを覚えた。

2016/11/12

Shinji

猫かぁ… ウチの周辺にも結構な数の野良がいます。駐車場の私の車をお気に入り登録してる顔見知りの野良も3匹います。隣の小さな空き地に集まってコロニーのようなのが出来てるような気もしますが確かに群れる事はないですね。残酷な描写も多く猫好きには辛い作品かもしれませんが、スメラギのような能力は別として、ジンゴローやチョコのような気持ちの猫がいてもおかしくないと思う!人間の優しい気持ちや撫でられる手の暖かさを分かってる猫は絶対いるよね♪ ルイみたいな猫は怖いけど救いのあるラストで良かった!後半は夢中になりました。

2015/12/28

KAZOO

朱川さんのちょっと変わった長編でした。猫好きの方はあまり読まない方がいいのかもしれません。ちょっと変わった猫が王国をつくっているところに主人公の男性が引っ越してきて、さまざまな出来事があり猫たちとの対決があったりしますが最後は、猫たちをつかさどるばけもののようなものと心を通わせることになります。読むのにエネルギーが必要で大変でした。

2021/12/04

チアモン

猫好きさんたちにはオススメできません。猫と人間が戦うシーンは、残虐性が強くトラウマになる人もいると思う。ラストはハッピーエンドだったが、まさかこのような内容の本だったとは・・・。

2020/05/01

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