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モップの精は深夜に現れる (文春文庫 こ 34-5)

モップの精は深夜に現れる (文春文庫 こ 34-5)

モップの精は深夜に現れる (文春文庫 こ 34-5)

作家
近藤史恵
出版社
文藝春秋
発売日
2011-05-10
ISBN
9784167716059
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モップの精は深夜に現れる (文春文庫 こ 34-5) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

シリーズ2作目。可愛い容姿で手際よく完璧に汚れを落としてゆく清掃作業員キリコが、何気ない観察眼と推理力で些細な日常のトラブルを解決してゆく、いわばお仕事小説。読みやすく面白い‼️短編仕立てで主人公はそれぞれ小さな(でも本人にとっては大きな)悩みを持つ。オフィス清掃作業員は従業員がいない時間帯に掃除をするから普段は目にしないのだが、ふとしたきっかけでキリコと出会い、いつしかキリコを頼る❗最終話はキリコにときめき恋してしまった(不覚) 多分、世の全男性がキリコと結婚したいでしょ!シリーズ読破決定です‼️🙇

2019/01/27

佐々陽太朗(K.Tsubota)

「女清掃員探偵・キリコ・シリーズ」第2作である。第1作『天使はモップを持って』を読んで、すっかりキリコに魅了されてしまった私だが、本作を読んでさらにキリコ・ファンになってしまった。いや、惚れたと言っても過言ではない。ちなみに私は掃除が苦手である。たまに厨房に入って家事をする夫を気取っているが、掃除はほとんどした事がない。つれ合いに頼りっきりである。つれ合いのおかげでトイレや水まわりはいつも綺麗で心地よい。そんな嫌なことを当たり前にしてしまうつれ合いに対し海より深く感謝し、山より高く尊敬するものであるWWW

2014/08/27

再び読書

どんなシチュエーションでキリコが登場するのか?楽しみに読み始めました。本作も面白く楽しめました。解説の辻村深月氏の書かれている通り、「日曜日の夜に読んで、月曜日、気持ちよく学校や職場に向かえる読後感が良い小説」でした。3話までが、今までのキリコの洞察力が冴えわたるエピソードで最後が大介との生活での様子が、描かれている。しかしながら、どんな問題が起こっているのか?少しハラハラするエピソードで、全体的に楽しめました。ただ、核家族化による女性の負担に対する周りの理解度の浅さに潜む危険性を心配に思う。

2015/06/20

hiro

女清掃員探偵キリコシリーズの第2作。今回は、大介と結婚後、キリコが短期派遣の清掃を始め、その派遣先のオフィスで起こる話3編と、前作と同様、大介とキリコとの話1編。もちろん今回もキリコの掃除人としての目の付け所が面白く、その目線でオフィスでおこる‘嫌な事件’を解決していく。今回はキリコの仕事先が3ヶ所となり、語り手もそれぞれ違うため、3編のお仕事小説としても楽しめた。キリコは仕事先の悩める人達とはすぐに仲良くなれるが、親戚の人達とは・・・。この先が気になるので、もちろんシリーズ第3、4作を読みます。

2015/05/19

ダイ@2019.11.2~一時休止

女清掃員探偵キリコその2。連作短編集。前作同様イイ感じ。で本作でも最終話だけ毛色が違いますなぁ。

2017/09/24

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