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指輪をはめたい (文春文庫 い 55-3)

指輪をはめたい (文春文庫 い 55-3)

指輪をはめたい (文春文庫 い 55-3)

作家
伊藤たかみ
出版社
文藝春秋
発売日
2006-11-10
ISBN
9784167717100
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指輪をはめたい (文春文庫 い 55-3) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

30歳を目前にして結婚を控えていた主人公が、実は3人の女性と同時に交際(要は3マタ)しており、ひょんなコトから一部分だけが記憶喪失になり、なんとどの女性にプロポーズするかわからなくなってしまうという、なかなか奇想天外なストーリーでした。3マタなんて、ゲスなオトコの振る舞いがどうなるかとワクワクしながら読んでしまいましたが、意外にも「結婚」に対する割とマトモな価値観や考え方が、なかなかクールに書かれており、男性が思い、感じる「結婚」にたいする希望や不安がリアルに描かれていました。最後の展開にも驚きでしたね。

2016/02/06

papako

ダメな方の伊藤作品だった。残念。ダメそうだなって思ったのに、読みたくなったんだからしょうがない。だめだめな30男、この小説を読んで何を感じればいいのだろう。いろいろサブイボものの内容でした。あ、これがブンガクなのか?そして伊坂幸太郎のバイバイブラックバード、再読したくなりました。

2018/07/03

miww

初読み作家さん。テンポよくサクサク読める。スケート場で転倒し直前の記憶だけをなくした主人公。プロポーズする事を決め指輪を買ったようだが誰にその指輪を渡すのか全く思い出せないって‥。何と3人の女性と付き合っていたのだ。30歳までに結婚すると決めていた理由とかタイプの違う女性と一度に付き合っているとか、はっきりしない結婚観とか確かにお子ちゃまだけど案外こんなものかも、とおばさまは妙に納得してしまいました。

2016/03/14

hit4papa

頭を打って誰にプロポーズするか忘れてしまった三股の主人公。本作品は、結婚に迷走する男の物語です。女性たちに対峙するうち、自分の本当の気持ちに気づいていきます。三人の女性に翻弄される様は、ディケンズの「クリスマス・キャロル」を思い出しました。

(´-`).。oO(ふわふわ

はじめからもしかしてと予想してた人にやっぱり指輪をはめたかったようだ。何だかあまり興味が持てなくて流し読みしてしまいました…☆2

2016/04/20

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