「愛」と「欲望」と「快楽」の宴 世界性生活大全 (文春文庫 き 25-2)
「愛」と「欲望」と「快楽」の宴 世界性生活大全 (文春文庫 き 25-2) / 感想・レビュー
takaC
自分にも、いささかはしたないが罪のない好奇心があるようです。
2014/12/07
猫丸
桐生操2冊目。性生活での個人的性癖となると、いわゆる個性発露の最たるもののように捉えがち。でも、いくら変態的嗜好を誇ろうとしても、かならず同好の士がいるもんだ、という点が面白くもあり、人間のオリジナリティなど大したものじゃないのか、と残念な気もする。不可能なフェティッシュなんて無いでしょうね。それこそ眼球とか内臓とかを偏愛する人もいるだろうし。その意味で、ある趣味を異常と感じて弾劾しようとする感性は、かなり狭い範囲に耽溺した嗜好の持ち主であることを表しており、相対的に異常度が高いのだろうと思う。
2019/02/17
ミロリ
排泄と混浴の話は非常に面白くて楽しめた。その以外の話も同じ温度で書かれていたので、挙げた2つは恥ずかしながら私の趣味なのだろう。ヴェルサイユ宮殿で、誰もがそのへんで排泄する姿は想像するまでもなく笑える。貴族がそのへんでするのはまだ良いとして、召使いも同様にそのへんでするのはクレイジー過ぎる。また、別の国の話で、王宮に仕えるために男性器を全部切除する話も魅力的だった。昔の人ならではの凄みがある。このシリーズの制覇を頑張りたい。
2024/02/09
北白川にゃんこ
性は人を表すから欲望もはっきり分かるのだ。もっと研究するのだ。それはそれとしてトイレ事情はやっぱすげえなフランス。
2018/08/11
チャリー・コグコグ
どの話もタイトルほどのインパクトがない。どのエピソードも、もう少し深く知りたいところで終わってる。雑学として会話の小ネタにはなるかな。
2014/07/22
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