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麗しき男性誌 (文春文庫 さ 36-5)

麗しき男性誌 (文春文庫 さ 36-5)

麗しき男性誌 (文春文庫 さ 36-5)

作家
斎藤美奈子
出版社
文藝春秋
発売日
2007-06-08
ISBN
9784167717339
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麗しき男性誌 (文春文庫 さ 36-5) / 感想・レビュー

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Carlos

各男性雑誌の品評。読んだことある雑誌のレビューを中心にザッと読み。海外にいるとなかなか読む機会ないな。

2021/12/21

hatayan

「鉄道趣味は中途半端な男の世界を体現している」言い回しを思い出して再読。 『日本の同時代小説』の著者が2003年に出した男性誌の寸評。趣味誌として「鉄道ジャーナル」「山と渓谷」、オピニオン誌からは「文藝春秋」、ファッション誌に「ターザン」「メンズクラブ」など。既に休刊した「ダカーポ」「ホットドッグ・プレス」も。 人を食ったような毒舌調をベースに、見るべきポイントには紙幅を割いてあるので安心感をもって読めます。 紙の雑誌にまだ元気があった2000年代、思った以上に昔であったことに気づかされました。

2018/12/25

Tui

斎藤美奈子が男性誌をどう辛口に批評するか見てみたくて手に取った。週刊朝日がないなと思ったら、そうか、朝日新聞系の雑誌AERAの連載でしたか。少し古めの本なので、雑誌の特徴を述べるために挙げられている時事ネタの古さは致し方ないです。安定感ある辛口っぷりですが、全体的に地雷を慎重に避けている感じがします。「丸」はあるけど「週刊金曜日」はないし。せめて最終回をAERAで締めくくるとか、「論座」(連載当時はまだ存在)と「正論」との左右比較とか、してほしかったな。冒険も発見もなし、のんびり楽しむ本でした。

2016/03/30

佐島楓

読んだことのない雑誌がほとんどだったので(一応女性だし)、男性も大変なんだなあと思いましたがつい笑ってしまうのはなぜだろうか。「ウォーカー」シリーズは普通の情報誌として目を通していたので、「男の子のためのデートガイド」という解釈には驚かされました。

2012/02/18

CCC

週刊誌、ファッション誌から鉄道などの趣味系雑誌まで、読者が男性に偏っている雑誌を取り上げて分析、批評。自分がまともに読んだことがあるのは『Number』くらいだが、著者がまとめると従軍記者ということになる。これは納得がいった。鋭く端的にまとめる能力はさすがの一言。全体的に妥当な分析かはわからない。ただどんなに内向きなものでも一度読んでしっかり受け止めている感じはあるので不快感はない。そこから自分の視点に引き込んでいくのだけれど。

2024/11/05

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