女優 (文春文庫 つ 17-1)
女優 (文春文庫 つ 17-1) / 感想・レビュー
ちょこまーぶる
真の役者という人間の本質を少しだけ垣間見れたのかな?と思える一冊でした。読み進めてみて、あらすじにはそれ程の盛り上がりもなく、読み手側にも感情の高ぶりなどは感じなかったのですが、女優紅子の女優としての演じ方や役と同一化してしまうような気迫に圧倒される部分はありましたね。しかも、女優として演ずる事に対しては力強さを感じましたが、本名の紅子はかなり弱い存在なんだと思ってしまい、人生をすべて演者として生きているのだろうなと感じました。そして、風吹ジュンさんの解説も彼女らしく書かれていて面白かったですね。
2016/05/14
バーベナ
女優としての紅子を知れば知るほど、分からなくなる。筒井さんの名前を初めて見たのは特撮の『宇宙刑事』。なんてキャリアが長いんだろう。
2017/06/22
kyomimimi
図書館。 作者の子どもの頃に同居していた叔母さんや、当時の舞台や、今のシナリオライター業やら、色々なとこらから少しずつ繋ぎあわせて紡がれた物語に思う。 続きが気になって気になって読み進んだ。読み終わっても続きが気になる。
2020/01/22
高麗(こま)
「………」な、、、。なんだ、この疲労感、、、。なんだ、この宙ぶらりんな感じ、、、。
2013/05/17
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