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太陽がイッパイいっぱい (文春文庫 み 31-1)

太陽がイッパイいっぱい (文春文庫 み 31-1)

太陽がイッパイいっぱい (文春文庫 み 31-1)

作家
三羽省吾
出版社
文藝春秋
発売日
2006-09-05
ISBN
9784167719012
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太陽がイッパイいっぱい (文春文庫 み 31-1) / 感想・レビュー

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papako

再読。すごく息苦しい読書でした。なんか底抜けなお話だった気がして再読すると、なんだ?この閉塞感は!となりました。いっぱいいっぱいの場所でギリギリ生きている世界。そこに熱さを求めたイズミ。いつしか熱に慣れていく。どうしようもない人の事情や社会の仕組みや、会社の事情。そんなものに振り回され、それでもしっかり働いてる!汗と諦めと涙を飲んで、コンクリートは今日も固まる。うん、じっくり読んでいろいろ辛くなった。すごく良かった。

2019/04/14

アポロ

クーラーの壊れた暑い家で読んだからより熱く暑い夏や青春を感じれた!自分自身漁師してて思うけど、朝明るくなったら起きて暗くなったら寝る、よく寝てよく食べてよく動く!人はこれだけでも幸せになれるよな!

2018/07/27

papako

なんやわからんけど、ごっつぅおもろかったわ。大学生の主人公がシンプルでリアルな世界、解体屋で働く。下世話でしょーもないであふれているけど、なんだか引き込まれた。けれど、そのリアルな世界もいつしか普通になって。。。いっぱいいっぱいな男たちと主人公のちょっと汗くさいリアルなお話でした。

2014/07/22

うまる

【マン読】色んな事がいっぱいいっぱいでも、ゆかいに生きる大人の青春もの。笑いあり涙あり下ネタありありで面白かったです。毎日全力投球で生きて、その日のアルコールがうまけりゃ良しって感じが良いですね。こういう生き方も楽しそう。男どもの青春を羨ましく感じます。デビュー作だけど人物造形が凄く、各エピソードも実話かっていうくらい細部までよく描かれていて驚きました。 表紙がなんだか時計じかけのオレンジみたい。内容は太陽がいっぱいとは関係なかったけど、本が出てきて嬉しかった。

2022/08/10

佐々陽太朗(K.Tsubota)

いささか下品な表現が頻発し暴力的です。どのように下品かと言えば「チ●ポに芯はいってもた」などという表現が平気で出てきます。登場人物に吐かせる台詞は些か直截的で下品ではあっても、その魂自体はあくまで高潔。彼らは小賢しく立ち回り、ちまちま生きることなどはなから頭になく、ただただかっこ悪い生き方はしないと決めている。彼らにとってかっこ悪い生き方とは、例えば、お金のために気にくわないヤツにヘイコラしたり、弱い者を痛めつけるような行為だ。解体屋という掃きだめに高潔の士がいた。

2011/09/28

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