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「愛」と「死」と「エロス」の美学 世界情死大全 (文春文庫 き 25-3)

「愛」と「死」と「エロス」の美学 世界情死大全 (文春文庫 き 25-3)

「愛」と「死」と「エロス」の美学 世界情死大全 (文春文庫 き 25-3)

作家
桐生操
出版社
文藝春秋
発売日
2008-09-03
ISBN
9784167753047
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「愛」と「死」と「エロス」の美学 世界情死大全 (文春文庫 き 25-3) / 感想・レビュー

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優希

この手のシリーズは手にしてしまいますね。「死に様」をテーマに、様々な死の形が紹介されていました。スキャンダラスな死が次々と取り上げられていて、なかなか興味深かったです。情死と言われるとそうなのかなぁと思うのですが。エロスの要素も比較的薄めです。愛憎劇の片鱗は味わえるので、世界史が好きならそれなりに楽しめるのではないかと思います。内容的にはまぁ面白いかと。

2016/03/15

tow

耳鼻科待ってる待合室で(笑)読み放題対象作品だったので。そもそも桐生さん初読みで、これでよかったのか(笑)エロくはない、人間は醜いのである。って感じ。

2020/04/06

がくちゃびん

本書で取り上げられているのは「愛憎と死」。歴史上の様々な愛憎劇を実話創作からめて取り上げ、それぞれの時代背景とともに紹介していく。ただその紹介の仕方には一貫性がなく、神話における悲恋の話が出たかと思うと、次の節では異常快楽殺人者ジェフリーダーマーが取り上げられたりするため、頭の切り替えが追いつかず気持ちの悪い思いをした。またエピソードのひとつひとつが数ページしかないため、余韻に浸る間もなく次々と物語が展開するため少し疲れてしまう。世界の様々な愛憎劇の片鱗を味わいたいのであれば読んでみると良いかも。

2015/10/11

ankowakoshian11

"情死"ってのは"心中"みたいなものでそういう逸話集かと思って読んでみたら"情死"の解釈違いが発生していて始終(これ情死か?)という疑問が頭を過るはめに。本書におけるそれは"限りなく死に近いエロス"という意味で纏められているがその"エロス"という解釈もこちらと乖離がありテーマと内容の齟齬がずっとあった。最終章の『死に際の美学』からは興味をひくエピソードが得られたが、他の章は既知の話が多い。また著者の解釈(推測)が真実のように書かれている点も若干意識していたほうが良さそう。

2023/08/31

はるさめ

kindleでセールをしていたので興味本位で購入。いろいろな歴史上の人物の死に際が詰まった本。たまに自分の知っている人がでてくると「おっ」となりました。けど、「エロス」はほとんど感じられない上、「情死」ではないなぁと読了ご感じました・・タイトルとずれている部分はいただけないですね。世界史好きな方には良いのではないでしょうか

2015/10/17

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