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凸凹デイズ (文春文庫 や 42-1)

凸凹デイズ (文春文庫 や 42-1)

凸凹デイズ (文春文庫 や 42-1)

作家
山本幸久
出版社
文藝春秋
発売日
2009-02-10
ISBN
9784167753450
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凸凹デイズ (文春文庫 や 42-1) / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

無いでしょ デザイン事務所「凹組」なんてネーミング絶対ない! あっても仕事頼まないですよね(笑) 年中変な着物着た汗臭いデブ男のデザイナーも居ないでしょう(笑) なんてツッコミ入れながらも何故だか笑ってしまう山本さんのお仕事小説 登場人物が個性的・楽しそうに仕事しているところが素敵ですね (^_^)v

2012/09/30

おしゃべりメガネ

お仕事ホンワカ小説の名手、山本さん作品です。今まで読んだ作品に比べると、正直ボリュームの割には、若干地味だった印象が残りました。一応、主人公は1人設定なんですが、読んでいると一緒に働く仲間達のキャラも全面に出てくるので、みんなが主人公みたいなカラーです。多分、その設定が本作の印象を薄味にしてしまったのかなと。かといって、決して面白くないわけではなく、山本さんワールドは健在で、しっかりと仕事に対するヤル気を伝え、残してくれます。本作の登場人物が他作品にもちょいちょいリンクするそうなので、扱いが楽しみです。

2014/10/10

再び読書

タイトルで惹かれ、購入しました。デザイン会社の仕事が一部見えたような気がして結構面白く読みました。凹組が最後に4人になって良かった。デビゾーとオニノスケがどれだけ活躍していくか楽しみです。磐井田も加入するかと思わせた。その後も良かった。

2014/02/28

佐々陽太朗(K.Tsubota)

山本幸久氏を読むのは『ある日、アヒルバス』につづいて二作目。ともに似かよった趣がある。一つは登場人物が身近でフツーにいそうな人なのにキャラが立っていて独特の個性を持っていること。しかもその個性は読者を惹きつける。もう一つは、物語のトーンが一貫してハートウォーミングなところ。生きていくのは決して楽ではないけれど、人生ってそう捨てたもんじゃないって思わせてくれる。読んでいて感じるのは山本氏の登場人物に注ぐまなざしはあくまで温かいってこと。読んでいるあいだ始終にんまりと笑ってしまう幸せ系お仕事小説であります。

2011/06/18

chimako

面白かった~!再読だけどものすごく新鮮。たった3人のデザイン事務所「凹組」のデザイナー凪海のfightを軸に時系列を往き来しながら語られる元気の出るお仕事小説。こうなったらいいな……という読者の希望が叶えられるような展開で嬉しくなる。「世界があたし達を待ってますよ」凪海ちゃん、よく言った!大滝も黒川もこの波に乗らなくてどうする!とガッツポーズしながらおしりを叩く。まるでみんなの親戚のおばちゃんになった気分だよ。おまけの「凸凹ホリデー」は凹組に仕事をまわす営業マン 磐井田目線の短編。この磐井田、好みです。

2016/09/24

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