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恐怖と愛の映画102 (文春文庫 な 58-1)

恐怖と愛の映画102 (文春文庫 な 58-1)

恐怖と愛の映画102 (文春文庫 な 58-1)

作家
中野京子
出版社
文藝春秋
発売日
2009-07-10
ISBN
9784167753849
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恐怖と愛の映画102 (文春文庫 な 58-1) / 感想・レビュー

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おさむ

最近は絵画もので人気のある中野京子さんの映画評。102本の3分の1くらいしか観たことはなかったけれど、作品の本質をズバリついていて、年代も国もバラエティに富んでおり楽しめました。神話や宗教をモチーフにしたり、歴史や文化の影響を受けたりしながら、家族や社会のあり様を浮き彫りにする映画というメディアは、文字通り世界の「映し絵」だと思います。

2016/11/06

あーびん

2000~2009年の連載をまとめた本だけれど、1990年代の映画が多かった印象。私が観たことがあるのは102本中38本だった。1本につき2~3Pでざっくりとしたネタバレあらすじ紹介もあり、観たいと思った映画は廃盤が多くて残念...幅広いジャンルの映画紹介だが、やはり芸術家の伝記映画の章が中野さんらしくて興味をひかれた。タルコフスキーの15世紀ロシアのイコン画家である修道僧の映画『アンドレイ・ルブリョフ』は気になるけど、これ近所のツタヤに絶対置いてないヤツですね。

2020/09/19

ぶんぶん

【図書館】中野京子女史の映画本。 観たものもあるし無いものもあった。 独特の感性で書かれたものは見て無くとも面白そうと感じた。 2ページ半という短い批評で全体は網羅できない、著者が感じたエッセイと言った感じ。 まとめとして、母、恋、電話、判れ、芸術家、戦争、乗り物、ミュージカル、家、としたのが面白い。 どっかに入ってる感じも良い。「母の友」という雑誌に連載されたそうですが親子で鑑賞する映画という感じでは無い。 特集に囚われず感性で選んだという映画が面白いですね。病院の待合室で半分くらい読んでしまった(笑)

2024/08/26

JINKO@灯れ松明の火

15-116タイトルの付け方がおかしいと思う。興味ある映画は結構あったんだけど、度々ある「廃盤」の表記が悲しかった。

2015/06/13

夜の女王

☆☆☆ 文庫本で3頁、ほぼ原稿用紙3~4枚の短い文章で一本の映画を紹介。この内半分くらいは見てるかな。そうそうと共感するもの、へ~~!と新しい見方が出来るもの、見てみたいと思わせるもの…短すぎて物足りないという向きはあるものの、102本分あっという間に読み終わってしまう、その文章力は相変わらずすばらしい。が、“恐怖と愛の”ってタイトルが、安直でいただけない。中身とずれてるし。出版社のセンス悪すぎます(まさか、中野さんじゃないよね!?)

2012/12/26

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