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「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛 世界禁断愛大全 (文春文庫 き 25-4)

「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛 世界禁断愛大全 (文春文庫 き 25-4)

「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛 世界禁断愛大全 (文春文庫 き 25-4)

作家
桐生操
出版社
文藝春秋
発売日
2009-07-10
ISBN
9784167753917
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「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛 世界禁断愛大全 (文春文庫 き 25-4) / 感想・レビュー

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優希

ホモ・セクシャル、近親相姦、ロリータ・コンプレックス、サディズム、カニバリズムについて、主に西洋の実例で描いています。愛という言葉の響のように綺麗なものではなく、悪の象徴のような官能、耽美、倒錯の世界が広がっていました。物語のような綺麗さではなく、犯罪の域にまで達しています。特にサディズムやカニバリズムの残虐性は美しいまでの芸術的悪と言えるでしょう。前半は甘美な禁断の愛に酔いました。禁じられた性に身を委ねる危険性は色々な形になって現れるのが興味深いところです。

2015/09/22

なつ

完全に表紙目当てで買ってしまった。昔からいろんな愛の形があるんですね。世界って広くて恐ろしい(; ゚ ロ゚) あまりにも濃厚で目が回りそうだ。読めば読むほどつらくなってくる。中には「愛」と呼べるのかと感じたものも。少なくとも表紙のような甘い雰囲気ではないのは確かです・・・ これから読まれる方は注意と覚悟が必要だと思います。

2019/12/24

ankowakoshian11

ホモ・セクシュアルについては先日読んだ『ボーイズラブ』と丸被り。他は近親相姦、ロリコン、サディズム、カニバリズム 。ロリコンの章でチャップリンのことを知る、ロリコン道を爆進した人だったんだなあ……、見た目がロリータな女性を好む男性はいるけど、彼の場合は年齢差からしてガチだ……現代なら淫行問題で大スキャンダルだろうけど当時は社会的な制裁を受ける恋愛関係ではなかったんだなあ。全体的に犯罪事件簿ゴシップ的な読み物でひとつ辺りのボリュームも多くはないので、広く浅く知るならいいかも。

2023/08/13

CHI-PON

タイトルとマリーアントワネットに惹かれて借りました。禁断愛として「ホモ・セクシャル」「近親相姦」「ロリコン」興味津々で読んでいると、チャップリンがロリコン!それも結構重度!有名だったようですが衝撃的でした!マリーアントワネットは息子が可愛そう…ここでは書かれていない彼の結末に思わず涙ぐんでしまいました。面白かったのも前半だけで、後半は「サディズム」「カニバリズム」、禁断愛というより禁断犯罪!よくここまで出来るなぁ…落ち着いた世の中ではありますが密かにいるかと思うと怖い。

2013/11/10

ミロリ

やはり近親相姦に限る。父を追い続けた娘の話がとても切なくて良かった。離れていても、一度会った途端に心底愛し合える美しい愛。また、あの有名なチャップリンがロリ好きとは知らなかった。ヒトラー然り。

2024/04/21

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