週刊文春「ギャグゲリラ」傑作選 (文春文庫 あ 50-2)
週刊文春「ギャグゲリラ」傑作選 (文春文庫 あ 50-2) / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
私は近頃人間の才能が枯れて行く事に興味がある。赤塚不二夫が週刊文春に1972年から10年間連載した時事ネタのギャグ漫画の傑作選。売れっ子だった昭和47年から週刊誌連載がこれ1本になる頃まで。傑作選と言いながらも、段々とつまらなくなって行くのもわかって切ない。私的には、1977年頃からつまらなくなり始めていると思う。1979年にはもう完全につまらない。この時期に何があったか調べてみると面白いかも知れない。1977年にはネタの一つに盟友タモリを扱っている。この関係を想像してみるとちょっと面白い。
2015/10/16
gtn
週刊文春の連載のためか、時事ネタを中心に、想像以上に丁寧な描きぶり。吹き出しの繊細な字は、赤塚氏によるものだろうか。イメージと異なる。
2018/03/27
ナカムラ カツヤ
すごく面白かった! 時事問題をこうもおかしくギャグとして切り取れる人は、もう出て来れないのだろうかなぁ、と赤塚さんの不在は大きいのだなぁと思いました。 完全版、出してもらいたいですね、コレは。
2009/08/16
菅家
序盤は構成がストレート過ぎて笑いにくかったけれど、だんだん笑えるようになっていった印象。「六法ふさがり」「ちょっとまずい話」が面白かったな。
2009/08/10
d.meter
88点
感想・レビューをもっと見る